
連帯保証人がいなくても賃貸は借りられる!まだ諦めないで!知らないと損する賃貸の新常識
「賃貸を借りたいのに、連帯保証人が頼める人がいない…」
そう悩んで、部屋探しを諦めかけていませんか?
親とは疎遠、兄弟にも頼みにくい、友人に保証人をお願いするのはさすがに気が引ける――そういった事情を抱えている方は、実は決して少なくありません。一人暮らしを始めようとしている方、転職や離婚を経て新生活をスタートしようとしている方、事情はそれぞれだと思いますが、「保証人がいないせいで部屋が借りられない」という状況に追い込まれている方が今もたくさんいます。でも実は、その多くが「知らなかっただけ」で解決できる問題です。
今は、保証人なしで契約できるのが当たり前になりつつある時代です。
保証人に頼らずに部屋を借りる方法は確実に広がっていて、知っているか知らないかで、選択肢がまるで違ってきます。この記事では、保証人なしで賃貸を借りるための方法から審査を通過するコツ、よくある疑問への回答まで、できるだけわかりやすくお伝えします。
諦める前に、ぜひ最後まで読んでみてください。
1.「連帯保証人」って本当に必要?

そもそも連帯保証人とは?
連帯保証人とは、部屋を借りた本人が家賃を支払えなくなったとき、代わりに支払う義務を負う人のことです。大家さんにとっては「万が一のときの保険」として機能するため、長年にわたって賃貸契約の必須条件とされてきました。収入が安定している親や兄弟が求められるのが一般的で、「頼める人がいない=部屋を借りられない」という状況が長く続いていたわけです。
しかし、この常識は今や大きく変わりつつあります。
なぜ「不要」になってきたのか?
大きな転換点になったのは、2020年4月に施行された改正民法です。この改正により、連帯保証人が負う金額の上限(極度額)を契約書に明記することが義務づけられました。これは入居者にとっては保護になりますが、保証人側からすると「これだけの責任を負わされる」ということが明確になったことを意味します。結果として「そんな責任は負えない」と断る人が増え、保証人を確保すること自体が難しくなってきました。大家さんや管理会社も「保証人を立ててもらおうとしたら話が進まなかった」という経験が増えたことで、保証人に頼らない契約スタイルへのシフトが加速しています。
もうひとつの大きな理由が、家賃保証会社の普及です。入居者が毎月一定の保証料を払うことで、家賃の支払いを保証会社が大家さんに保証してくれる仕組みで、2000年代以降に急速に広まりました。現在では新規の賃貸契約の8割以上で利用されているとも言われており、大家さんにとっても「個人の保証人よりも保証会社の方が確実で安心」という認識が広まっています。
つまり、「保証人がいないから部屋が借りられない」は、もはや古い常識なのです。
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2. 保証人なしで借りられる!3つの具体的な方法

①家賃保証会社を利用する
現在、最もスタンダードで使いやすいのがこの方法です。家賃保証会社とは、入居者の代わりに家賃の支払いを大家さんに保証してくれる民間の会社のこと。人間の保証人の代わりに、お金で解決するイメージです。
費用としては、契約時に初回保証料として家賃の0.5〜1ヶ月分程度、その後は年に1回5,000〜10,000円前後の更新料がかかるのが一般的です。決して安くはありませんが、親や友人など大切な人間関係に負担をかけずに済むこと、また外国籍・フリーランス・転職直後など会社員以外の方でも利用できるケースが多いことを考えると、多くの人にとって現実的な選択肢と言えます。
ひとつ注意しておきたいのは、家賃を滞納した場合に保証会社が大家さんへ立替払いをしてくれますが、あくまで「立替」なので、後から自分への請求が来ます。保証会社を使えば滞納が帳消しになるわけではないので、その点は誤解しないようにしましょう。
②保証人不要・保証会社不要の物件を探す
そもそも保証人も保証会社も不要で契約できる物件も、実は存在します。築年数が古かったり個人オーナーが管理している物件、あるいは長期間空室が続いている物件では、大家さん側が条件を緩めていることがあり、保証会社なしで契約できるケースがあります。
SUUMOやHOME'Sなどの物件検索サイトで「保証人不要」「保証会社不要」と絞り込んで検索するのもひとつの手ですが、それよりも不動産会社のスタッフに直接「保証人なしで借りられる物件を探しています」と話してしまう方が、より早く見つかることが多いです。
ただし、こうした物件は数が限られるため、エリアや築年数・設備などの条件で妥協が必要になることもあります。「多少古くてもいい、とにかく費用を抑えたい」という方には向いている選択肢です。
③公的支援制度(セーフティネット住宅)を活用する
民間の審査がどうしても通りにくいという方には、国が整備した住宅セーフティネット制度という選択肢もあります。これは国が認定した「住宅確保要配慮者」向けの賃貸住宅で、低家賃かつ保証人不要で入居できる物件が全国に登録されています。低所得者や生活保護受給者、高齢者、障がいをお持ちの方、外国籍の方、DV被害者や離婚後の単身者など、民間の審査で不利になりやすい方を広くカバーしています。「民間ではどこも難しかった」という方にとって、現実的な受け皿になってくれる制度です。
探し方としては、国土交通省が運営する「セーフティネット住宅情報提供システム」からエリアや条件で検索できるほか、お住まいの市区町村の住宅相談窓口に問い合わせると、担当者に相談しながら探すことができます。
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3. 審査が不安な人でも通過率を上げるコツ

「保証会社を使えばいいのはわかった。でも審査が通るか心配…」という方も多いと思います。確かに審査は絶対に通るとは言えませんが、事前にちょっと準備しておくだけで、通過率はかなり変わります。多くの人が「何も準備せずに申し込んで落ちた」という経験をしていますが、実はその多くが、ちょっとした知識と準備で防げるものです。知っておくだけで損はないので、ぜひ参考にしてください。
①家賃は手取りの3分の1以内に抑える
まず大前提として知っておきたいのが「3分の1ルール」です。審査では、月収の3分の1以内に収まる家賃の物件かどうかが基本的な判断基準になります。例えば手取りが月20万円であれば、審査が通りやすい家賃の目安は6〜7万円以内です。いくら収入が安定していても、家賃設定が高すぎると審査で弾かれることがあります。「もう少し広い部屋に…」という気持ちはわかりますが、まずは自分の収入に見合った家賃帯で探すことが、審査通過への第一歩です。
②通帳の残高を整えておく
フリーランスや転職直後の方など、収入の証明が難しいケースでは、貯金残高が審査の大きな補強材料になります。家賃の6ヶ月〜1年分程度の貯金があると、審査担当者から「支払い能力がある」と判断されやすくなります。申し込み前に通帳の記帳を済ませておき、残高がきちんと確認できる状態にしておきましょう。収入面での不安を、資産面でカバーするイメージです。
③申込書は丁寧・正確に書く
これは見落としがちですが、審査書類の記入ミスや空白は意外なほど印象に影響します。勤務先の住所や電話番号を正確に書く、収入欄は税込年収と手取り月収を混同しない、何も書くことがない項目には「なし」と明記する――こうした丁寧さが、審査担当者に「きちんとした人だ」という印象を与えます。たったそれだけのことで審査結果が変わることもあるので、面倒がらずに丁寧に仕上げましょう。
④滞納・借金の履歴をチェックしておく
過去にクレジットカードの支払い遅延や携帯端末の割賦未払いがあると、信用情報機関(CIC・JICCなど)のデータに記録されており、審査に影響することがあります。「昔のことだから大丈夫」と思っていても、記録が残っているケースがあるので、心当たりがある方は事前に開示請求で自分の情報を確認しておくと安心です。本人であれば誰でもオンラインで申請できます。問題が見つかれば、解消してから申し込む方が確実です。
4. よくある質問 Q&A
Q1. フリーランス・自営業でも保証会社の審査は通りますか?
通ることは十分可能です。ただし会社員と比べると収入の証明が複雑になるため、確定申告書の直近2〜3年分、通帳のコピー、取引先との契約書などを用意しておくと審査がスムーズに進みます。「収入が不安定そう」という印象を、書類できちんと払拭することが大事です。また保証会社によって審査基準はかなり異なるので、フリーランスへの対応実績が多い保証会社を使っている物件を選ぶことが重要です。不動産会社に「フリーランスでも通りやすい保証会社を使っている物件はありますか?」と最初に相談してしまうのが一番の近道です。
Q2. 保証人なしで契約できても、初期費用が高くなりませんか?
保証会社を利用する場合、初回保証料として家賃の0.5〜1ヶ月分が別途かかるのは確かです。ただし、フリーレント物件や仲介手数料無料の物件をうまく選べば、保証料が加わってもトータルの初期費用を大幅に抑えることができます。RENT-Xでは仲介手数料無料やフリーレントの物件を多数取り扱っており、初期費用を抑えながら好条件の物件をご紹介することが可能です。詳しくはフリーレント物件一覧や仲介手数料無料物件一覧をご覧ください。
Q3. 過去に家賃の滞納歴がありますが、賃貸を借りることはできますか?
過去の滞納歴は審査に影響することはありますが、必ずしも借りられないわけではありません。保証会社によって審査基準は異なり、審査が比較的緩やかな会社を使っている物件を選ぶことで契約できるケースも多くあります。また、滞納から一定の年数が経過して信用情報から記録が消えていれば、問題なく審査が通ることも十分あります。まずは事情を包み隠さず不動産会社に話して相談することが、状況を打開するための第一歩です。
まとめ:諦めないで!RENT-Xならさらにお得に借りられる
ここまで読んでいただいた方はもう気づいているはずですが、連帯保証人がいないことは、今の時代、部屋探しにおいてそれほど大きなハードルではありません。家賃保証会社を使えばほとんどの物件で対応できますし、保証人も保証会社も不要な物件を選ぶという手もあります。民間の審査が不安な方には公的なセーフティネット住宅という制度も整っています。
審査を通過するためのコツも、家賃設定を収入の3分の1以内に抑える、貯金残高を整えておく、申込書を丁寧に書く、信用情報を事前に確認する、担当者に正直に相談するといった準備をするだけで通過率は大きく上がります。特別なことは何もなくて、知っているか知らないかの差です。
「保証人がいないから仕方ない」と最初から諦めてしまうのは、実はとてももったいないことです。選択肢は思っているよりずっと多くあります。知識と少しの準備さえあれば、理想の物件はきっと見つかります。
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執筆監修

趙暉士(ちょうきし)|宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、管理業務主任者、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
賃貸リーシングとコンサルタントを経験し、後に売買仲介業務に従事。
(株)大京穴吹不動産、都心営業部、渋谷店、流通営業1課




