
知っておくと得する賃貸の条件とは?安く引っ越すためのコツをご紹介!
賃貸物件って、いざ探し始めると「どの条件を優先すればいいんだろう?」と迷ってしまいますよね。間取りや家賃だけを見て決めてしまい、住み始めてから「日当たりが悪かった…」「毎月のネット代が思ったより高くつく…」と後悔した経験がある方も少なくないはず。
この記事では、物件選びで本当に押さえておきたい条件と、初期費用をぐっと抑えるための知識をわかりやすくご紹介します。さらに、引っ越しの時期次第でトータルコストが大きく変わることも、具体的な数字を交えながら解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
- 確認しておこう!良い賃貸物件の条件とは
- 初期費用を抑える!敷金・礼金・仲介手数料の知識
- お得に借りるための時期の選び方
- まとめ:賢く引っ越すために
1. 確認しておこう!良い賃貸物件の条件とは
① 駅からの距離
一般的に徒歩10分以内であれば通勤・通学のストレスがかなり少なくなります。10分を超えると、雨の日や荷物が多い日がじわじわと負担に感じてきますし、特に夏や冬は体力的にもきつくなってきます。
ただ、駅距離だけで判断するのは危険です。最寄りのスーパー・コンビニ・ドラッグストアまで徒歩何分か、実際のルートで確かめてみましょう。
② 日当たり
北向きの部屋は冬場に日光が入りにくく、室温が下がりやすいため、暖房費がかさみます。南向きや東向きは午前中に日光が入りやすく、明るく快適な住環境になりやすいのでおすすめです。
ただし、たとえ南向きでも近くに背の高いマンションや建物が立っていると、日光がほとんど入らないケースがあります。物件情報だけで判断せず、内見の際に周辺の建物の配置を確認しましょう。また、高層階ほど周囲に遮るものが少なく採光が良くなる傾向があります。同じ間取り・同じ価格帯でも、階数の高い部屋を選ぶと日当たりが段違いに改善されることもありますよ。
③ インターネット環境
テレワークや動画配信サービスが当たり前になった今、インターネット環境は生活インフラのひとつです。物件情報に「インターネット使用料無料」と記載があれば、月々の通信費が実質ゼロ。これは家賃に含まれているケースがほとんどで、入居後すぐにネットが使える状態になっていることも多いです。
一方、ネット設備が整っていない物件では、自分で工事の手配をしなければならず、開通工事費用として1〜3万円程度かかることもあります。しかも工事まで1〜2ヶ月待ちということも珍しくありません。フリーランスや在宅勤務の方は特に注意が必要です。
④ 敷金・礼金の有無
初期費用を抑えたいなら、敷金・礼金が0ヶ月(いわゆるゼロゼロ物件)を積極的に探しましょう。敷金は退去時の修繕費用として預けるお金ですが、礼金は大家さんへの謝礼として文字通り戻ってこないお金です。それぞれ「家賃1ヶ月分」かかることが多く、合わせると入居時に家賃2ヶ月分を追加で払うことになります。
さらに、フリーレント付きの物件なら最初の1〜2ヶ月分の家賃が無料になるため、初期費用を一気に圧縮できます。
⑤ ペット可・楽器可・SOHO可などの特殊条件
「ペット可」「楽器可」「SOHO利用可」といった条件付き物件は、自分のライフスタイルとマッチしているかどうかをきちんと確認することが大切です。
物件情報に「ペット相談可」と書かれていても、必ずしも飼育OKではありません。「相談」とあれば大家さんの許可が必要で、犬や猫の種類・サイズ・頭数などが制限されるケースが大半です。「ペット可」物件を選んでも、その分の設備コストが家賃に上乗せされていることがあるため、注意しましょう。
楽器可物件は防音設備が備わっていることが多く、その分家賃が割高になっていることがあります。楽器を弾かない方が楽器可物件に住んでも、余分な家賃を払っているだけになってしまいます。同様に、SOHO利用可(自宅兼事務所として登記できる)物件も、ビジネス用途の需要に対応した設備が整えられている分、家賃が高めに設定されていることがあります。
自分のニーズに合っていない条件がついた物件を選ぶことは、実質的に余分な家賃を毎月払い続けることと同じです。 条件の一覧を確認して「使わない条件」がないかチェックしてみましょう。
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2. 初期費用を抑える!敷金・礼金・仲介手数料の知識

初期費用の主な内訳
□敷金(しききん)
退去時の原状回復費用のために大家さんに預けるお金です。退去時に部屋の状態が良好であれば返還されますが、傷や汚れがある場合は差し引かれます。相場は家賃1〜2ヶ月分が一般的です。
□礼金(れいきん)
大家さんへの「入居させていただきます」という謝礼として支払うお金で、返還されません。相場は家賃1ヶ月分程度です。慣習として残っているもので、最近はゼロの物件も増えています。
□仲介手数料
物件を紹介してくれた不動産会社に支払う報酬です。宅地建物取引業法によって上限は「家賃1ヶ月分+消費税」と定められています。ただし下限の規定はないため、会社によっては無料にしているケースもあります。
これ以外にも、前払い家賃・火災保険料・鍵交換費用・保証会社への保証料なども発生します。これらをすべて合わせると、一般的に家賃の5〜6ヶ月分程度が初期費用としてかかる計算になります。
具体例:家賃10万円の物件で比較してみよう
| 費用項目 | すべて1ヶ月分かかる場合 | 敷金0・礼金0・フリーレント1ヶ月+仲介手数料無料の場合 |
|---|---|---|
| 敷金 | 100,000円(1ヶ月) | 0円 |
| 礼金 | 100,000円(1ヶ月) | 0円 |
| 仲介手数料 | 110,000円(1ヶ月+税) | 0円 |
| 前払い家賃(翌月分) | 100,000円 | 0円(フリーレントで無料) |
| 火災保険料 | 15,000円 | 15,000円 |
| 鍵交換費用 | 20,000円 | 20,000円 |
| 保証会社保証料 | 50,000円 | 50,000円 |
| 合計(概算) | 約495,000円 | 約85,000円 |
このように、同じ物件でも条件の組み合わせによって40万円以上の差が生まれることがあります。「そんなに変わるの!?」と驚く方も多いですが、これが現実です。敷金・礼金・仲介手数料・フリーレントをすべてゼロにできれば、初期費用を最大限に圧縮できます。
RENT-Xでは仲介手数料無料の物件を豊富に取り扱っているほか、独自の割引プランによりさらなる初期費用の削減も可能です。他社で検討中の物件があれば、ぜひ一度RENT-Xへお見積もりをご相談ください。
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3. お得に借りるための時期の選び方

実は、同じ物件でもいつ契約するかによって、家賃交渉のしやすさや引っ越し費用が大きく変わります。賃貸市場には「繁忙期」と「閑散期」があり、この違いをうまく使うことがトータルコストを抑える大きなカギになります。
繁忙期(1〜3月・9〜10月):物件数は多いが競争率も高い
1〜3月は進学・就職・転勤シーズンで、賃貸需要が一年で最もピークになる時期です。多くの人が一斉に物件を探すため、気に入った部屋がすぐに埋まってしまうことも珍しくありません。9〜10月も秋の異動シーズンとして需要が高まります。
この時期は物件数は豊富なのですが、大家さん側からすると「黙っていても入居希望者が来る」状態です。そのため、家賃の値引きやフリーレントの交渉は断られやすく、競争率も高くなります。さらに引っ越し業者も繁忙期で料金が跳ね上がり、なかには通常の2〜3倍になることも。急ぎでない引っ越しであれば、繁忙期を避けた方が賢明です。
閑散期(5〜8月・11〜12月):交渉しやすく費用も安い
5〜8月・11〜12月は引っ越し需要が落ち着くため、大家さんとしては「空室を少しでも早く埋めたい」という心理が強くなります。この時期は家賃の値下げ交渉やフリーレントの付与が通りやすくなるのが特徴です。
また引っ越し業者の料金も繁忙期と比べて大幅に安くなります。業者によっては繁忙期の半額以下になるケースもあり、初期費用+引っ越し費用のトータルで見ると閑散期の方がはるかにお得になることが多いです。
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まとめ:賢く引っ越すために
物件探しはつい「家賃が安い」「立地が良い」という大きな条件に目が向きがちですが、初期費用・設備・時期といった細かい条件を組み合わせることで、総合的なコストを大きく変えることができます。「もっと早く知っておけばよかった…」とならないためにも、ぜひ今回の情報を物件探しに活かしてみてください。
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執筆監修

趙暉士(ちょうきし)|宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、管理業務主任者、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
賃貸リーシングとコンサルタントを経験し、後に売買仲介業務に従事。
(株)大京穴吹不動産、都心営業部、渋谷店、流通営業1課
