
マンション1階はやめたほうがいい?メリットデメリット等を徹底解説!
マンションの物件探しをしていると、「1階の部屋は避けた方がいい」という声を耳にすることがありますよね。確かに防犯面や日当たりなど、気になるポイントがあるのは事実です。
しかし、本当にマンション1階は選ぶべきではないのでしょうか?
実は、マンション1階には他の階にはない魅力的なメリットもたくさんあります。専用庭が使えたり、エレベーター待ちのストレスがなかったり、さらには賃料が割安だったりと、ライフスタイル次第では1階が最適な選択になることも少なくありません。
本記事では、マンション1階のメリット・デメリットを徹底的に解説します。どんな人に向いているのか、物件選びで注意すべきポイントは何かなど、1階物件を検討する際に知っておきたい情報を網羅的にお届けします。
目次
1. マンション1階はやめたほうがいいの?
結論から言うと、一概に「やめたほうがいい」とは言えません。
「マンション1階はやめた方がいい」という意見の多くは、防犯面や日当たりといった特定の懸念点に基づいています。確かにこれらは無視できない要素ですが、すべての人に当てはまるわけではありません。
重要なのは、あなたのライフスタイルや重視するポイント次第で、1階が最適な選択になることも多いという点です。
例えば、小さなお子さまがいるご家庭では、下の階への足音を気にせず過ごせる1階は大きなメリットになります。また、ペットを飼っている方や、ガーデニングを楽しみたい方にとって、専用庭付きの1階物件は理想的な住まいと言えるでしょう。
さらに、高齢者や足腰に不安のある方にとっては、エレベーター不要で出入りできる1階は安全性・利便性の両面で優れています。災害時にすぐ避難できるという安心感も見逃せません。
物件選びで大切なのは、デメリットを知った上で「自分にとって許容できるか」「メリットがデメリットを上回るか」を冷静に判断することです。次の章では、マンション1階の具体的なメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。
2. マンション1階に住むメリットとは?
マンション1階には、高層階にはない独自の魅力がたくさんあります。ここでは主な4つのメリットについて詳しく解説していきます。

専用庭がついていることがある
マンション1階の最大の魅力とも言えるのが、専用庭(プライベートガーデン)が付いている物件が多いという点です。
専用庭は、マンション1階の部屋ならではの特権です。通常、マンションに住むとベランダやバルコニーしか屋外スペースがありませんが、1階なら自分だけの庭スペースを持つことができます。
専用庭でできること
専用庭があると、生活の楽しみ方が大きく広がりますよ。
まず、ガーデニングを本格的に楽しめるのが嬉しいポイントです。花壇を作ったり、家庭菜園で野菜を育てたり、プランターでは難しい本格的なガーデニングが可能になります。季節ごとに咲く花を楽しんだり、収穫したての新鮮な野菜を食卓に並べたりする喜びは格別ですよね。
小さなお子さまがいるご家庭なら、庭をお子さまの遊び場として活用できます。ちょっとした遊具を設置したり、夏にはビニールプールを出して水遊びをさせたりと、わざわざ公園に行かなくても自宅で安全に遊ばせられるのは本当に助かりますよ。
また、犬や猫などペットを飼っている方にとっても専用庭は魅力的です。散歩に行けない雨の日でも、庭で少し運動させることができるので安心ですね。
さらに、専用庭をアウトドアリビングとして使うのもおすすめです。テーブルやチェアを置いて、週末には庭でバーベキューやティータイムを楽しむこともできます。自宅にいながらリゾート気分を味わえるなんて、贅沢だと思いませんか。
専用庭の広さは物件によって異なりますが、5〜20平米程度のスペースがあることが一般的です。戸建て住宅のような広さではありませんが、マンション生活でこうした屋外スペースを持てるのは贅沢ですよね。
エレベーター待ちから解放される
マンション住まいで意外とストレスになるのが、朝のエレベーター待ちです。
出勤時間が重なる朝は、エレベーターが何度も上下して、なかなか来ないということも珍しくありません。急いでいる時に限ってエレベーターが来ず、イライラした経験がある方も多いのではないでしょうか。
1階に住めば、このストレスから完全に解放されます。玄関を出たらすぐに外に出られるので、時間に余裕がない朝でも慌てる必要がありません。
緊急時の避難も安心
エレベーター不要のメリットは、普段の利便性だけではありません。地震などの災害時にすぐ屋外に逃げられるという安全面での大きなアドバンテージもあります。
大きな地震が発生すると、エレベーターは安全装置が作動して停止します。高層階に住んでいる場合、非常階段で何十階も降りなければならず、避難に時間がかかってしまいます。その点、1階なら玄関を出ればすぐ外。避難経路がシンプルで、いざという時の安心感が違います。
高齢者や身体が不自由な方にも最適
ご高齢の方や、足腰に不安がある方、車椅子を使用している方にとっても、マンション1階は非常に暮らしやすい環境です。
エレベーターが故障した際や、停電で動かなくなった場合でも、1階なら影響を受けません。日常的に階段やエレベーターの昇降がないため、身体への負担が少なく、安全に暮らせるのも大きなポイントです。
また、重い荷物を持って帰ってきた時も、エレベーターを待つことなくスムーズに部屋まで運べます。買い物帰りや引っ越しの際など、何かと便利ですよ。
下の階との騒音トラブルがない
マンション生活で最も多いトラブルの一つが、騒音問題です。特に小さなお子さまのいるご家庭では、下の階に響かないか常に気を遣っている方も多いのではないでしょうか。1階に住めば、この心配が一切不要になります。
小さなお子さまは元気いっぱい。室内を走り回ったり、ジャンプしたり、おもちゃを落としたりと、どうしても床に衝撃を与える動きが多くなります。
親としては「下の階の方に迷惑をかけていないか」と常に気になり、つい「静かにして!」と叱ってしまうこともありますよね。でも、1階なら下の階がないので、こうしたストレスから解放されます。
もちろん、だからといって何をしてもいいわけではありません。上の階への配慮は必要ですが、少なくとも下方向への音は気にしなくて済むので、子育てが随分と楽になるという声が多く聞かれます。
在宅ワークにも向いている
最近では在宅ワークが増え、日中も自宅で過ごす時間が長くなっている方も多いでしょう。オンライン会議などで話す機会も増えていますが、1階なら下の階への音漏れを気にせず、時間帯を気にせず仕事に集中できます。
比較的安い
マンション1階の物件は、同じ広さでも上層階に比べて賃料や販売価格が割安に設定されていることがほとんどです。
一般的に、マンションは階数が上がるほど価格が高くなる傾向があります。これは眺望の良さや日当たり、プライバシー性などが評価されるためです。逆に言えば、1階はこれらの点で評価が低い分、価格が抑えられているということです。
物件や立地によって異なりますが、同じマンション内で比較した場合、1階は5〜15%程度安く設定されていることが多いです。例えば、中層階の家賃が10万円の物件なら、1階は9万円前後になることもあります。
この差は長期的に見ると大きな節約になります。年間で12万円、5年住めば60万円もの差になるのです。
3. マンション1階に住むデメリットは?
メリットがある一方で、マンション1階にはいくつかのデメリットも存在します。物件選びで後悔しないために、デメリットもしっかり把握しておきましょう。

眺望を期待できない
マンション1階の代表的なデメリットの一つが、眺望の悪さです。
高層階と比べると、マンション1階からの眺望はあまり期待できません。窓の外に見えるのは、隣のマンションの壁だったり、駐車場だったり、道路だったりすることが多いでしょう。「開放的な景色を楽しみたい」「夜景が見たい」という希望がある方には、1階は不向きかもしれません。
ただし、眺望は立地に大きく依存します。
例えば、マンションの前が公園や緑地になっている物件なら、1階でも緑豊かな景色を楽しめます。また、川沿いや海沿いの物件なら、水辺の景色を間近に感じられることも。角部屋で二方向に窓がある場合は、開放感も得られやすいです。
そのため、眺望を重視する場合は、立地をよく確認して慎重に物件選びをすることが鍵になります。内見の際には必ず窓からの景色をチェックし、日中と夕方など時間帯を変えて確認するのもおすすめです。
日当たり・風通しが悪く湿気が多め
1階は構造上、日当たりや風通しが悪くなりがちです。
周囲に建物があると、太陽の光が遮られて室内に十分な日差しが入らないことがあります。特に北向きの部屋や、建物が密集しているエリアでは、日中でも薄暗く感じることも。
また、1階は地上からの湿気を取り込みやすいという特性もあります。地面に近い分、湿気が上がってきやすく、特に梅雨時期や夏場は室内がジメジメしやすくなります。結露やカビが発生しやすい環境になるため、注意が必要です。
日当たりや湿気の問題は、工夫次第である程度改善できますよ。
まず物件選びの段階で、できるだけ南向きの部屋を選ぶことをおすすめします。同じ1階でも、方角によって日当たりは大きく変わるんです。
入居後の湿気対策としては、除湿機を設置したり、エアコンの除湿モードを使ったりすることで、室内の湿度をコントロールできます。特に梅雨時期や夏場は積極的に活用したいですね。
また、天気の良い日は窓を開けて風を通し、湿気を外に逃がすことも大切です。サーキュレーターを使って空気を循環させるのも効果的ですよ。
それから、可能であれば布団は天日干しし、洗濯物も外干しや浴室乾燥機を使うなど、室内に湿気をこもらせない工夫を心がけましょう。室内干しをすると、どうしても湿度が上がってしまいますからね。
物件を選ぶ際には、実際に内見して室内の明るさや風通しを確認することが重要です。できれば晴れた日の昼間に訪問して、どの程度日光が入るかチェックしましょう。
外からの視線が気になることも
マンション1階の大きなデメリットとして、通行人の視線が気になることが挙げられます。
道路に面している部屋の場合、窓の外を人が通るたびに視線を感じることがあります。特に人通りの多い場所では、常にカーテンを閉めておかないと落ち着かないと感じる方もいるでしょう。
プライバシーを確保するため、日中もレースカーテンを閉めっぱなしになることも少なくありません。せっかく窓があっても、光を取り入れられないのはもったいないですよね。
外からの視線と関連して、防犯面での不安を感じる方もいます。1階は外部から侵入しやすいため、空き巣のターゲットになりやすいという懸念があります。
警察庁の統計によると、マンションへの侵入窃盗は1〜2階で発生する割合が高いとされています。ただし、これは適切な防犯対策を講じることで大幅にリスクを減らすことができます。
プライバシーと防犯の対策
視線や防犯面の問題には、いくつか有効な対策がありますよ。
まず、窓に目隠しフィルムを貼ったり、外から見えにくいミラーレースカーテンを使用したりすることで、プライバシーを守りつつ光を取り入れることができます。これなら日中も明るさを保ちながら、外からの視線を気にせず過ごせますね。
専用庭がある場合は、植木や柵を設置して外からの視線を遮るのもおすすめです。緑のある暮らしも楽しめて一石二鳥ですよ。
防犯面では、窓に防犯フィルムを貼ったり、補助錠を追加したりすることで、侵入を防ぐ効果が高まります。物件選びの際には、オートロックや防犯カメラ、センサーライトなどのセキュリティ設備が整っているかもチェックしておきましょう。
また、在宅時は適度に照明をつけたり、音を出したりして、人がいることを示すことも防犯につながります。空き巣は人がいない家を狙うので、こうした工夫は意外と効果的なんです。
実際には、最近のマンションは防犯設備が充実していることが多く、適切な対策を取れば1階でも安全に暮らせます。過度に心配しすぎる必要はありませんが、できる対策は講じておくと安心ですね。
4. マンション1階が向いている人とは?
ここでは、どんな人に1階が向いているかをまとめます。構成案に従って書いていきまここまで見てきたメリット・デメリットを踏まえて、マンション1階はどんな人に向いているのでしょうか。小さなお子さまやペットがいるご家庭
1階が最も向いているのは、小さなお子さまやペットがいるご家庭です。
お子さまが元気に走り回っても、下の階への騒音を気にする必要がありません。また、専用庭があれば自宅で安全に遊ばせることができ、子育ての負担が軽減されます。ベビーカーや三輪車を使う時期も、エレベーター不要で出入りできる1階は本当に便利です。
ペットを飼っている方も同様です。犬や猫が走り回る音を気にせず過ごせますし、専用庭があればペットの遊び場としても活用できます。散歩の際も、エレベーターを待たずにサッと外に出られるのでストレスフリーです。
庭の眺めを楽しみたい方
ガーデニングが趣味の方や、緑のある暮らしを楽しみたい方にも1階は最適です。
専用庭で季節の花を育てたり、家庭菜園で野菜を栽培したりと、マンションにいながら土いじりを楽しめるのは大きな魅力。戸建てのように広い庭ではありませんが、ちょっとしたガーデニングスペースがあるだけで、生活の質が格段に上がります。
また、庭でティータイムを楽しんだり、週末にバーベキューをしたりと、アウトドアリビングとして活用したい方にもおすすめです。
費用をできる限り抑えたい方
家賃や購入費用を抑えて、その分を他のことに使いたい方にも1階は良い選択肢です。
同じマンション、同じ間取りでも、1階というだけで10%前後安くなることが多いので、長期的に見ると大きな節約になります。浮いた費用を貯蓄に回したり、趣味や旅行に使ったりと、生活をより豊かにできますよ。
高齢者や身体に不安がある方
ご高齢の方や、足腰に不安がある方、車椅子を使用している方にとって、1階は非常に暮らしやすい環境です。
エレベーターの昇降がないため身体への負担が少なく、災害時もすぐに避難できる安心感があります。バリアフリー設計の1階物件なら、さらに快適に暮らせるでしょう。
在宅ワークが多い方
リモートワークやフリーランスで自宅で仕事をすることが多い方も、1階が向いています。
専用庭があれば、仕事の合間にちょっと庭に出て気分転換できます。また、下の階への騒音を気にせずオンライン会議ができるのも利点です。
まとめ
マンション1階は「やめたほうがいい」と言われることもありますが、実際にはライフスタイルや優先順位によって、むしろ最適な選択になることも多くあります。
小さなお子さまやペットがいる、ガーデニングを楽しみたい、費用を抑えたいという方には、1階は非常に魅力的な選択肢です。実際に内見してみると、イメージしていたよりも快適で「1階でよかった」と感じる方も多いんですよ。
Rent-Xならフリーレント物件でさらにお得に!
Rent-Xは、フリーレント物件を専門に扱う不動産サイトです。
フリーレントとは、入居後の一定期間(通常1〜3ヶ月)の家賃が無料になる特典のこと。もともと割安な1階物件に、さらにこのフリーレント特典が適用されれば、初期費用を大幅に抑えることができます。
例えば、家賃9万円の物件でフリーレント2ヶ月なら、18万円もお得に。これだけあれば、新しい家具や家電を揃えたり、引っ越し費用に充てたりできますよね。
Rent-Xでは、マンション1階の物件も多数掲載しています。専用庭付きの物件、ペット可の物件、駅近の物件など、あなたの希望に合った1階物件がきっと見つかるはずです。

物件探しは、まずRent-Xの物件検索ページで希望条件を入力してみてください。「1階」「専用庭」「ペット可」など、こだわり条件で絞り込めば、理想の物件に出会えますよ。
マンション1階の住み心地は、実際に住んでみないとわからない部分もあります。でも、メリット・デメリットを理解した上で選べば、きっと満足のいく暮らしができるはずです。
お得なフリーレント物件で、新しい生活をスタートさせませんか?Rent-Xがあなたの理想の住まい探しをサポートします!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
執筆監修

趙暉士(ちょうきし)|宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、管理業務主任者、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
賃貸リーシングとコンサルタントを経験し、後に売買仲介業務に従事。
(株)大京穴吹不動産、都心営業部、渋谷店、流通営業1課
