
"風呂キャンセル界隈"必見!?シャワールーム賃貸が増える訳とは
目次
- シャワールーム物件ってどんなの?
- メリットは?
- デメリットは?
- シャワールーム物件に向いている人は?
- まとめ:RENT Xで引っ越し費用を賢く節約しよう!
はじめに
「毎日お風呂に入る必要ある?」「夏はシャワーだけで十分じゃない?」——こんな声が、今SNSを中心に広がっています。いわゆる"風呂キャンセル界隈"という言葉をご存知でしょうか。
実際、SNSでは「浴槽使ってない」「シャワーだけで充分派」といった投稿が増えており、特に一人暮らしの若い世代を中心に、こうした価値観が広まっています。
そんな時代の流れを受けて、不動産業界でも変化が起きています。それがシャワールームのみの賃貸物件の増加です。浴槽がなく、シャワーだけが設置された物件は、家賃を抑えられるだけでなく、掃除の手間が減ったり、居室スペースが広く取れたりと、実はメリットがたくさん。
この記事では、シャワールーム物件の実態やメリット・デメリット、そしてどんな人に向いているのかを詳しく解説していきます。お得に賢くお部屋探しをしたい方は、ぜひ最後までご覧ください!
1. シャワールーム物件ってどんなの?

"風呂キャンセル界隈"の登場背景
近年、SNSやインターネット上で「風呂キャンセル界隈」という言葉が生まれました。面倒になり、シャワーやお風呂に入ることをやめてしまう人たちのことを指すネットスラングです。2024年4月28日にX(旧Twitter)で始まり、SNSでトレンド入りして広がりました。
こうした動きが生まれた背景には、さまざまな要因があります。まず、働き方の変化です。リモートワークの普及や長時間労働などで、ゆっくり入浴する時間がない、あるいは必要性を感じないという人が増えています。また、環境意識の高まりから、水やガスの使用量を減らしたいという節約志向も影響しているでしょう。
シャワールーム物件の特徴
シャワールーム物件とは、その名の通り、浴槽がなくシャワー設備だけが備わっている賃貸物件のことです。これまでの日本の賃貸市場では、「バス・トイレ別」や「ユニットバス」が主流でしたが、最近になってこのシャワールームのみという選択肢が登場しました。
シャワールーム物件には、いくつかの特徴的な傾向があります。
まず、6畳前後の比較的コンパクトな物件に多く採用されています。限られた専有面積の中で居室スペースを最大限確保するために、水回りをコンパクトにまとめる設計が増えているのです。ワンルームや1Kといった一人暮らし向け物件で、こうしたシャワールーム仕様が目立ちます。
また、築年数が比較的浅い物件が多いのも特徴です。シャワーのみという選択肢自体が新しいトレンドのため、新築や築浅物件、あるいはリノベーション物件などで採用されることが多くなっています。
社会的な広がり
実は、シャワールームへの注目は若い世代だけに限りません。意外かもしれませんが、高齢者向けの施設やサービスでも浴槽レスの入浴スタイルが広がっているのです。
国土交通省は、高齢者の入浴中の事故(ヒートショックや溺水など)の増加を受けて、浴槽を使わないシャワーのみの浴室についてのバリアフリー基準と設計ガイドラインを策定しています。浴槽をまたぐ動作は転倒リスクが高く、また温度差による体への負担も大きいため、安全性の観点から浴槽レスの選択肢が注目されているのです。
実際に、デイサービスなどの高齢者施設では、入浴サービスを提供する際に浴槽を使わず、座ったままシャワーで済ませる方式を採用しているところも増えています。このように、浴槽レスの入浴スタイルは、若い世代だけでなくシニア世代にも広がりを見せているトレンドなのです。
2. メリットは?
それでは、シャワールーム物件にはどんなメリットがあるのでしょうか。ここでは6つの大きなメリットを詳しく見ていきましょう。
浴槽付きの物件よりも家賃が安い
シャワールーム物件の最大の魅力は、なんといっても家賃の安さです。
賃貸物件の家賃は、水回りの設備によって大きく変わります。一般的に、家賃相場を比較すると次のような順番になります。
家賃が安い順
- バス・トイレが共同、または設備がない物件
- シャワールームのみの物件
- バス・トイレ一体型のユニットバス物件
- バス・トイレ別の物件(最も高い)
シャワールーム物件は、浴槽付き物件と比べて月額1万円以上、割合では10〜20%程度家賃が安くなる傾向があります。年間で考えると12万円以上の差になりますから、これは大きな節約になりますね。
同じエリア、同じ広さの物件でも、水回りの設備だけでこれだけ家賃に差が出るのですから、「浴槽は必要ない」という方にとっては非常にお得な選択肢と言えるでしょう。
築年数が浅いことが多い
シャワールーム物件のもうひとつの大きなメリットは、築年数が浅い物件が多いということです。
なぜかというと、シャワーのみという選択肢が賃貸市場に登場したのが比較的最近のことだからです。従来の日本の住宅では「お風呂=浴槽」という考え方が当たり前でしたが、ライフスタイルの多様化に伴い、ここ数年でシャワーのみの物件が増えてきました。
そのため、シャワールーム物件は新築や築5年以内といった新しくてきれいな物件が多いのです。新しい設備は使い勝手がよく、デザインもモダンでおしゃれなものが多いため、快適に暮らせます。
また、古い物件をリフォームやリノベーションして、浴槽を取り除きシャワールームに変更したケースも増えています。こうした物件も、水回りが最新の設備に更新されたばかりということが多く、清潔感があって快適です。
シャワールームとトイレが別の物件が多い
従来、家賃を抑えようとすると「ユニットバス」つまりバス・トイレ一体型の物件を選ばざるを得ないことが多くありました。しかし、ユニットバスは衛生面や使い勝手の面で敬遠する人も少なくありません。
シャワールーム物件の登場により、予算が限られている方でもトイレと別になった物件が選べるようになったのは大きなメリットです。
シャワールームとトイレが別々になっていれば、トイレを使用する際に浴室が濡れる心配もなく、衛生面を気にせずに使えるのが魅力です。また、来客時にトイレを貸す際も気兼ねがありませんね。
家賃を抑えながらも、水回りの使い勝手を妥協したくないという方には、シャワールーム物件は理想的な選択肢と言えるでしょう。
居室が広い

シャワールーム物件のうれしいポイントとして、居室スペースが広く取れることも挙げられます。
浴槽を設置するには、それなりのスペースが必要です。一般的な浴槽の設置には、排水設備や給湯設備も含めて、かなりの面積を占有します。しかし、シャワールームのみの設計にすることで、浴槽のために必要だった面積を削減でき、その分を居室スペースに回すことができるのです。
たとえば、専有面積が20㎡程度のコンパクトな物件でも、シャワールーム仕様にすることで居室を7畳程度確保できるケースもあります。同じ専有面積で浴槽付きだと6畳程度になってしまうことを考えると、1畳分の違いは生活の快適性に大きく影響します。
一人暮らしの場合、居室の広さは生活の質に直結します。ベッドやデスク、収納家具などを置いても余裕があると、部屋で過ごす時間がより快適になりますね。
光熱費を節約できる
シャワールーム物件は、家賃だけでなく光熱費の節約にもつながります。
浴槽にお湯を張る場合、一般的に150〜200リットルものお湯が必要です。一方、シャワーだけで済ませると、10分間使用しても約100リットル程度で済みます。つまり、使用する水とお湯の量が大幅に少なくなるため、水道代やガス代、給湯にかかる電気代を削減できるのです。
特に一人暮らしの場合、毎日浴槽にお湯を張るのはコストがかかります。シャワーで済ませることで、月々数千円の光熱費削減が見込めることも珍しくありません。年間で考えると、数万円の節約になる可能性もあります。
ただし、冬場は注意が必要です。寒い時期に長時間シャワーを出しっぱなしにすると、かえって水道代やガス代が高くなってしまうこともあります。効率的にシャワーを使うことを心がければ、しっかりと節約効果を実感できるでしょう。
掃除の手間が減る
日々の家事の中でも、お風呂掃除は面倒な作業のひとつです。しかし、シャワールーム物件なら掃除の手間を大幅に減らせます。
浴槽があると、浴槽の内側や外側、排水口、エプロン部分(浴槽の側面カバー)など、掃除しなければならない箇所が多くあります。また、浴槽は放置するとすぐに水垢やぬめりが発生するため、定期的な掃除が欠かせません。
一方、シャワールームだけなら、浴槽を洗う必要がなく、床と壁、シャワーヘッドを軽く掃除するだけで済みます。掃除する面積も少ないため、浴室掃除の時短ができ、家事の負担が軽減されます。
忙しい日々を送っている方や、お風呂掃除が苦手な方、あるいは「お風呂にこだわりがなく、体を洗えればいい」という方にとっては、シャワールーム物件は非常におすすめです。
3. デメリットは?
メリットがたくさんあるシャワールーム物件ですが、当然ながらデメリットもあります。ただし、ライフスタイルや工夫次第でカバーできるものも多いので、対策も含めて見ていきましょう。
湯につかることができない
シャワールーム物件の最大のデメリットは、やはり湯船にゆっくり浸かれないことです。
日本では古くから入浴文化が根付いており、「お風呂に浸かってリラックスする」ことを大切にしている人も多いでしょう。特に冬場は、温かい湯船に浸かって体を芯から温めたいと感じることもあるかもしれません。
また、疲れた体を癒したいとき、ストレスを解消したいときなど、入浴がリラックス手段になっている人にとっては、シャワーだけでは物足りなく感じることもあるでしょう。
対策方法
ただし、これは工夫次第で解決できる問題です。
まず、普段は海外暮らしに慣れている人や、もともとシャワーで済ませることの多い人であれば、まったく問題に感じないでしょう。実際、「風呂キャンセル界隈」の人たちは、毎日湯船に浸からないことをむしろ快適だと感じています。
そして、たまにゆっくり湯に浸かりたいときは、銭湯や温泉施設、スーパー銭湯などを利用するという選択肢があります。近年は、手頃な価格で利用できる日帰り温泉施設も増えていますし、サウナ付きの施設も人気です。週末のリフレッシュとして、こうした施設を活用すれば、むしろ自宅で入浴するよりも充実した入浴体験ができるかもしれません。
家賃で節約した分を、たまの贅沢として温泉施設に使う——そんなライフスタイルも、ひとつの賢い選択ですね。
脱衣スペースがないことが多い
シャワールーム物件では、脱衣スペースが確保されていないことが多いのもデメリットのひとつです。
これは、限られた専有面積の中で居室スペースを最大限確保することを優先しているためです。シャワールーム自体がコンパクトに設計されており、着替えをするための独立したスペースまでは設けられていないケースが多いのです。
そのため、シャワールームの扉を開けるとすぐ廊下や居室になっていたり、シャワールーム内で着替えをする必要があったりします。これを不便に感じる人もいるでしょう。
対策方法と考え方
ただし、これも見方を変えれば、賃料が安めに設定されている理由のひとつです。脱衣スペースを確保した物件にしようとすると、専有面積が増えるか、あるいは居室が狭くなるため、ワンランク賃料相場が上がることが多くなります。
優先順位を考えて、「脱衣スペースよりも居室の広さや家賃の安さを重視したい」という方には、むしろメリットとも言えます。
また、工夫次第で不便さは軽減できます。たとえば、シャワールーム前の廊下にタオルや着替えを準備しておく、あるいは浴室内で着替えができるよう防水性のある小さなスツールを置くなど、ちょっとした工夫で快適に使えるようになります。
4. シャワールーム物件に向いている人は?
ここまで見てきたメリット・デメリットを踏まえて、シャワールーム物件はどんな人に向いているのでしょうか。代表的な3つのタイプをご紹介します。
仕事が忙しい人
仕事が忙しくて時間がない人には、シャワールーム物件が特におすすめです。
社会人の中には、朝早くから夜遅くまで働いている人も多いでしょう。帰宅してから浴槽にお湯を張って、ゆっくり浸かる時間がないという方も少なくありません。そんな方にとって、日常的にゆっくり湯に浸からないライフスタイルは、まったくストレスになりません。
また、学生さんでも、アルバイトやサークル活動で忙しい人は、シャワータイムに長い時間をかけられないことも多いですよね。サッとシャワーを浴びて、その分睡眠時間や趣味の時間を確保したいという方には、シャワールームのみの物件がぴったりです。
朝シャワー派の人も、シャワールーム物件なら水回りがコンパクトで使いやすく、朝の準備が効率的にできます。
お家を綺麗に保ちたい人
家事の負担を減らしたい人や清潔な空間を保ちたい人にも、シャワールーム物件は向いています。
先ほどメリットでもお伝えしたように、浴槽があると綺麗に保つための掃除もかなり面倒です。水垢やカビ、ぬめりなどが発生しやすく、定期的にしっかり掃除しないとすぐに汚れてしまいます。
一方、シャワールームならコンパクトな空間なので、掃除も時短で終わらせられる点が人気です。さっと掃除するだけで清潔に保てるため、家事の負担が大幅に軽減されます。
仕事や勉強で忙しい中、家事にかける時間を最小限にしたい人、あるいはミニマルな暮らしを心がけている人には、シャワールーム物件の手軽さが魅力的に映るでしょう。
家賃を抑えたい人
そして何より、家賃を抑えたい人にとって、シャワールーム物件は非常に有力な選択肢です。
繰り返しになりますが、シャワールーム物件は浴槽付き物件と比べて月額1万円以上、割合では10〜20%程度家賃が安くなる傾向があります。
特に、都市部で一人暮らしを始める若い世代にとって、家賃負担は生活費の大きな割合を占めます。家賃を抑えられれば、その分を貯金に回したり、趣味や交際費に使ったりできますね。
また、家賃だけでなく、初期費用の条件を安くすることも大事です。賃貸契約では、敷金・礼金や仲介手数料など、初期費用がかさむことも多く、引っ越しのハードルになりがちです。
そこでおすすめなのが、RENT Xのサービスです。
RENT Xは、フリーレント物件を豊富に取り扱っている不動産サイトです。フリーレントとは、入居後の一定期間(1ヶ月〜数ヶ月)の家賃が無料になる物件のこと。初期費用を大幅に抑えられるだけでなく、入居後の生活立ち上げにかかる費用にも余裕が生まれます。
さらに、RENT Xでは敷金・礼金が安い物件や、仲介手数料が割引になる物件なども多数掲載しています。シャワールーム物件とフリーレント物件を組み合わせれば、初期費用も月々の家賃も大幅に節約できる、まさに一石二鳥の選択になります。
まとめ:RENT Xで引っ越し費用を賢く節約しよう!
ここまで、"風呂キャンセル界隈"のライフスタイルにぴったりなシャワールーム物件について詳しく見てきました。
シャワールーム物件のメリットをおさらいすると
- 家賃が安い(浴槽付き物件より月1万円以上お得)
- 築年数が浅くきれいな物件が多い
- トイレと別で衛生的
- 居室が広く取れる
- 光熱費を節約できる
- 掃除の手間が減る
もちろん、湯船に浸かれない、脱衣スペースがないといったデメリットもありますが、ライフスタイルに合っていれば、まったく気にならないという人も多いでしょう。むしろ、余計な設備がないシンプルな暮らしを楽しめます。
「毎日浴槽に入らなくてもいい」「シャワーだけで充分」という価値観を持っている方、仕事が忙しくて入浴に時間をかけられない方、家賃をできるだけ抑えたい方には、シャワールーム物件は非常におすすめの選択肢です。
そして、お部屋探しをするなら、ぜひRENT Xをご活用ください。
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「風呂キャンセル界隈」のあなたも、これから一人暮らしを始めようと考えているあなたも、まずはRENT Xで理想の物件を探してみませんか?あなたのライフスタイルにぴったりの、お得な物件がきっと見つかるはずです。
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執筆監修

趙暉士(ちょうきし)|宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、管理業務主任者、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
賃貸リーシングとコンサルタントを経験し、後に売買仲介業務に従事。
(株)大京穴吹不動産、都心営業部、渋谷店、流通営業1課
