
エアコンをつけても寒い!冬を乗り切る"床暖房"のススメ。
目次
- 床暖房って何がいいの?
- 逆にデメリットはあるの?
- 床暖房は大きく分けて2種類!
- 冬を乗り切るコツを聞いてみました
- まとめ:床暖房を活用して、快適な冬を過ごそう!
はじめに
本格的な寒さが到来すると、毎年頭を悩ませるのが暖房費の問題ですよね。エアコンをつけても足元が冷えて、結局厚手の靴下を何枚も重ね履きしたり、ひざ掛けが手放せなくなったり…。立って移動しているときは温かいのに、ソファに座ったり床に寝っ転がったりすると、なぜかひんやりして寒い。そんな経験、きっとあなたにもあるのではないでしょうか。
さらに困るのが、光熱費の高騰です。暖房をがんがんつけたいけれど、月末の請求書を見るのが怖い…。かといって我慢していると、風邪をひいてしまったり、体調を崩してしまったりと、結局医療費がかかってしまうこともありますよね。
そこで今回の記事では、近年の新築マンションで採用が増えている「床暖房」に注目してみました。この記事では、床暖房のメリット・デメリットを詳しく解説するだけでなく、実際に床暖房を使っている方の体験談や、光熱費を効率的に抑えるための具体的なポイントもたっぷりとご紹介します。さらに、記事の最後には、床暖房付きの物件をお得に借りられる情報も載せていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
1. 床暖房って何がいいの?
床暖房は、床全体から穏やかに熱を発する暖房システムです。「足元から温まる」という特性があるため、エアコンやストーブとはまったく違った快適さを体感できます。ここでは、床暖房の具体的なメリットを、実際の生活シーンを交えながら詳しく見ていきましょう。
エアコンによる乾燥に悩まない!
冬の暖房といえば、多くの方がまず思い浮かべるのがエアコンではないでしょうか。しかし、エアコン暖房を使っていると、こんな悩みを抱えることがありませんか?
「朝起きたら喉がカラカラで痛い…」 「肌がカサカサして化粧ノリが悪い…」 「唇がひび割れてリップクリームが手放せない…」
これらはすべて、エアコン暖房による空気の乾燥が原因です。エアコンは温風を出して部屋を暖めるため、どうしても空気中の水分が奪われてしまうんですね。
ところが床暖房なら、この乾燥の悩みから解放されます。床暖房は温風を発生させず、床そのものが熱源となって部屋全体を暖めるため、空気はずっとクリーンな状態を保てるんです。喉の痛みや肌の乾燥といった不快な症状に悩まされることが格段に減ります。
さらに嬉しいポイントが、ハウスダストを舞い上げないこと。エアコンやファンヒーターのように強い風を出さないため、ホコリやダニの死骸などが空気中に舞い上がりません。これは、アレルギーをお持ちの方や、小さなお子さん、高齢者のいるご家庭には特に大きなメリット。空気の乾燥が喉を痛めやすい子どもや、呼吸器系が弱くなりがちな高齢者にとって、床暖房は理想的な暖房システムといえるでしょう。
経済的で節約にも最適
「床暖房って電気代やガス代が高そう…」と思われる方も多いかもしれません。しかし実は、使い方次第でエアコンよりも経済的になることがあるんです。
まず知っておきたいのが、エアコンは冷房よりも暖房の方が電気代がかかりやすいという事実です。これは、外気温と室温の温度差が大きいほど、多くのエネルギーを必要とするためです。真冬だと、外気温が5度以下、室温を25度にしたい場合、その温度差は20度にもなります。
一方、床暖房には「電気ヒーター式」と「ガス式(温水式)」がありますが、都市ガスを使うガス式の方が一般的に経済的です。特に、一日中家にいる方や、リビングで長時間過ごすことが多い方にとっては、立ち上がりこそ時間がかかるものの、一度暖まってしまえば少ないエネルギーで温度を維持できるため、トータルでの光熱費を抑えられる可能性が高いんです。
また、床暖房を導入すると、他の暖房器具を買う必要がなくなります。ファンヒーターや電気ストーブなど、冬場の暖房器具を揃えると意外と費用がかさみますよね。床暖房なら、床下に設備があるため部屋を広々と使えますし、追加の暖房器具を購入する初期費用も浮きます。
床暖房を使った節約のコツとしては、以下のような方法があります:
- タイマー機能を活用する:起床時間や帰宅時間に合わせて稼働させることで、無駄な運転時間を減らせます
- 設定温度を控えめにする:床暖房は足元から温まるため、エアコンよりも低めの設定温度で快適に過ごせます
- 断熱対策と併用する:窓に断熱シートを貼る、厚手のカーテンを使うなど、部屋の保温性を高めることで効率がアップします
安全性が高い
小さなお子さんやペットがいるご家庭で特に注目したいのが、床暖房の安全性の高さです。
従来の暖房器具、特にストーブやファンヒーターには、さまざまな危険が潜んでいます。子どもが触れて火傷をしてしまったり、転倒させて火災の原因になったり…。小さなお子さんがいると、暖房器具から目を離せないという経験をされた方も多いのではないでしょうか。
ところが床暖房なら、火を使わないため、そうした心配が一切ありません。子どもが床で遊んでいても、ペットが走り回っていても、火傷や転倒の危険性がないんです。床の表面温度も、通常は28〜30度程度に保たれているため、長時間座っていても低温やけどの心配もほとんどありません。
また、灯油式のストーブを使っている方なら実感されていると思いますが、定期的な灯油の補充や管理って、意外と手間がかかりますよね。床暖房なら、そうした面倒な作業から完全に解放されます。スイッチを入れるだけで、安全かつ快適に部屋を暖められるんです。
健康面での効果も期待
床暖房の最大の魅力は、やはり「足元から温まる」という点にあります。昔から「頭寒足熱」という言葉がありますが、これは理想的な健康状態を表す言葉として知られています。床暖房は、まさにこの「頭寒足熱」を実現できる暖房システムなんです。
特に末端冷え性に悩む方にとって、床暖房は救世主のような存在です。女性に多い冷え性の悩みは、足先や指先などの末端が冷えてしまうこと。エアコンで部屋全体を暖めても、なぜか足元だけが冷たいままということがよくあります。これは、暖かい空気は上に昇る性質があるため、どうしても足元に冷気が溜まりやすいからです。
床暖房なら、床面から直接熱が伝わるため、足元がポカポカと温まります。冬でも裸足で快適に過ごせるという方も多く、厚手の靴下やスリッパから解放される開放感は格別です。
さらに、体の芯から温まることで血行が促進され、全身が温まりやすくなります。これにより、体調管理がしやすくなるというメリットも。風邪をひきにくくなったという声も、床暖房ユーザーからよく聞かれます。
2. 逆にデメリットはあるの?
ここまで床暖房のメリットをたくさんお伝えしてきましたが、物事には必ず表と裏があるもの。床暖房にも、理解しておくべきデメリットがいくつか存在します。ただし、対策を知っていれば問題なく快適に使えるものばかりですので、しっかりチェックしていきましょう。
暖まるまでに時間がかかる
床暖房の最大のデメリットといえるのが、部屋が暖まるまでに時間がかかることです。エアコンやファンヒーターなら、スイッチを入れて数分で温風が出てきますが、床暖房の場合、床自体を温めてから徐々に部屋全体に熱が広がっていくため、快適な温度になるまでに30分〜1時間程度かかることがあるんです。
特に朝の忙しい時間帯や、外出先から帰ってきてすぐに暖まりたいときなどは、もどかしく感じるかもしれません。そのため、短時間しか使わない部屋には、床暖房は不向きといえるでしょう。
【対策】 この問題を解決する最も効果的な方法が、タイマー機能の活用です。
- 朝の場合:起床時間の1時間前に床暖房が稼働するようタイマーをセット。目が覚めたときには、もう部屋がポカポカです
- 帰宅時の場合:帰宅時間の30分〜1時間前にタイマーをセット
- スマートホーム連携:スマートフォンアプリで外出先から床暖房を操作できるシステムもあります
また、最初の数十分だけエアコンを併用するという方法も。エアコンで素早く部屋を暖めつつ、床暖房が効いてきたらエアコンを切る。このハイブリッド使用なら、快適さと経済性を両立できますよ。
家具の配置に注意する必要がある
床暖房を効果的に使うためには、家具の配置にも気を配る必要があります。床暖房は床全体を均等に暖めるシステムですが、その上に家具を置くことで、思わぬ問題が発生することがあるんです。
まず、厚みのあるカーペットや絨毯を床暖房の上に敷くと、熱が遮られてしまい、暖房効率が大幅に低下します。また、床に密着するタイプの家具を置くと、熱がこもってしまいます。
さらに問題なのが、熱がこもることによる床や家具へのダメージです。長時間にわたって熱がこもり続けると、床材が変色したり、家具が反ったり割れたりする可能性があります。
【対策】 床暖房の上に置く家具を選ぶときのポイントは、「脚付き家具を選ぶ」こと。
- ソファ:脚の高さが5cm以上あるものを選びましょう
- ベッド:脚付きベッドフレームを使用。マットレスを直置きするスタイルは避けましょう
- 収納家具:チェストやテレビ台なども、できるだけ脚付きのものを選ぶと理想的です
- ラグやカーペット:どうしても敷きたい場合は、床暖房対応のものを選びましょう
脚付き家具を選ぶことで、床と家具の間に空間ができて、熱が効率よく部屋全体に広がります。
3. 床暖房は大きく分けて2種類!
「床暖房」と一口に言っても、実は大きく分けて2つのタイプがあるんです。それぞれ仕組みや特徴が異なり、光熱費や設置コストにも違いがあります。物件を選ぶ際の参考になりますので、それぞれの特徴を見ていきましょう。

引用元://www.homepal.jp/blog-other/18944/
温水式床暖房
温水式床暖房は、その名の通り「温水」を使って床を暖めるシステムです。床下に温水パネル(または温水パイプ)を設置し、その中に温かいお湯を循環させることで、床面全体から部屋を暖めます。
温水式床暖房の熱源には、いくつかの種類があります:
ガス式(最も一般的) 都市ガスやプロパンガスを使ってお湯を沸かすタイプ。現在、最も広く普及しているのがこのガス式です。ランニングコストが比較的安いのが特徴。特に都市ガスが使えるエリアでは、電気式に比べて光熱費を抑えられることが多いです。
電気式(ヒートポンプ/エコキュート) 電気を使ってお湯を沸かすタイプ。深夜電力を活用してお湯を作るエコキュートと組み合わせることで、効率的に運用できます。ガスの配管がない物件や、オール電化住宅で採用されることが多いです。
ハイブリッド式 ガスと電気の両方を状況に応じて使い分けるタイプ。初期費用は高めですが、長期的には経済的になる可能性があります。
灯油式 灯油ボイラーでお湯を沸かすタイプ。寒冷地で採用されることがありますが、灯油の補充が必要なため、現在は選択肢として少なくなっています。
温水式床暖房のメリットは、広い面積を効率よく暖められることと、ランニングコストが比較的安いこと。リビングやダイニングなど、長時間過ごす部屋に向いています。
電気式床暖房
電気式床暖房は、床下に電熱線やヒーターを設置して、電気の力で直接床を暖めるシステムです。温水式のようにお湯を沸かして循環させる必要がないため、構造がシンプルで、設置工事も比較的簡単です。
電気式床暖房にも、いくつかのタイプがあります:
電熱線ヒーター式 最も一般的な電気式床暖房。床下に電熱線を張り巡らせて通電することで発熱させます。部分的に床暖房を設置したい場合や、後付けで導入する場合に選ばれることが多いです。
PTCヒーター式 温度が上がると自動的に抵抗値が増加して発熱を抑える、自己制御機能を持った電気式床暖房。無駄な電力消費を抑えられるため、省エネ性が高いのがメリットです。
蓄熱式 深夜電力を利用して蓄熱材に熱を蓄え、昼間にその熱を放出するタイプ。電気料金の安い深夜時間帯に充電するため、ランニングコストを抑えられます。
電気式床暖房の最大のメリットは、立ち上がりが温水式より早いことと、設置工事が比較的簡単で初期費用を抑えられること。デメリットとしては、広い面積を長時間使用すると、温水式に比べて光熱費が高くなる傾向があることです。
どちらを選ぶべき?
一般的には、以下のような選び方が推奨されています:
- リビングなど広い空間を長時間暖めたい → 温水式(ガス式)がおすすめ
- 寝室や書斎など小さな部屋を短時間使う → 電気式がおすすめ
- すでにオール電化住宅 → 電気式またはヒートポンプ式温水暖房
- 初期費用を抑えたい → 電気式
4. 冬を乗り切るコツを聞いてみました
ここからは、実際に床暖房を使っている方や、様々な工夫で冬を乗り切っている方々のリアルな体験談をご紹介します。
35歳・女性・専業主婦の場合
「床暖房があるマンションに引っ越して本当に良かったです!子どもたちが床で遊んでも安心だし、ストーブみたいに危なくないので目を離せます。リビングの床暖房は、朝7時から夜9時までつけっぱなしですが、エアコンと併用しなくても十分暖かいです。乾燥もそんなにしないので、加湿器も最小限で済んでます。節約のコツは、寝室は湯たんぽと毛布で乗り切ること!子どもたちはもこもこパジャマで寝かせてます。あと、窓の結露対策に吸水テープを貼ったら、カビの心配も減りました。床暖房の光熱費は月5,000円くらいですが、快適さを考えたら全然アリです!」
68歳・男性・年金生活の場合
「歳を取ると冷えが辛くてね。でも暖房代も気になるから、いろいろ工夫してます。まず、日中は天気が良ければカーテンを全開にして日光を取り込む。これだけで部屋の温度が2〜3度上がります。夕方4時にはカーテンを閉めて、冷気が入らないようにするのがポイント。リビングはエアコンと小型のオイルヒーターを併用。オイルヒーターは音がしないし空気も汚れないから、夜中つけっぱなしでも安心です。寝室には電気毛布を使ってますが、タイマーで2時間で切れるようにしてます。あと、首と手首、足首を温めると体全体が温まるそうで、家の中でもネックウォーマーとレッグウォーマーをつけてます。見た目は気にしない!(笑)健康第一で、無理せず暖かく過ごせる工夫が大事ですね」
28歳・女性・会社員の場合
「冬の電気代が怖くて、いろいろ試してみました!エアコンだけだと乾燥するし電気代もバカにならないので、今年は窓に100均の断熱シートを貼ったら全然違います。あと、厚手のカーテンに変えたのも正解でした。夜はホットカーペットの上にラグを敷いて、着る毛布を愛用してます。足元が温かいだけで体感温度が全然違うんですよね。エアコンは20℃設定で十分快適です。それと、お風呂上がりにすぐ寝室に入れるよう、タイマーで30分前からエアコンをつけるようにしたら、夜中に寒くて目が覚めることもなくなりました。去年より電気代3,000円くらい安くなって大満足です!」
まとめ:床暖房を活用して、快適な冬を過ごそう!
ここまで、床暖房のメリット・デメリット、種類、そして実際の体験談まで、冬を快適に過ごすための情報をたっぷりとお届けしてきました。
床暖房の主なメリット
- ・空気を乾燥させず、喉や肌に優しい
- ・ハウスダストを舞い上げない、クリーンな暖房
- ・使い方次第でエアコンより経済的
- ・火を使わないため、小さな子どもがいても安全
- ・足元から温まり、末端冷え性の改善にも期待
床暖房は、一度体験すると手放せなくなる快適さがあります。特に、小さなお子さんやペットがいるご家庭、冷え性にお悩みの方、乾燥が気になる方には、本当におすすめの暖房設備です。
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執筆監修

趙暉士(ちょうきし)|宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、管理業務主任者、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
賃貸リーシングとコンサルタントを経験し、後に売買仲介業務に従事。
(株)大京穴吹不動産、都心営業部、渋谷店、流通営業1課
