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教えてもらえない穴場!?「低層エリア」の景色が良すぎる…おすすめエリアをご紹介!

エリア紹介


東京で「景色がいい場所」といえば、展望台やタワーマンションの最上階を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。でも実はそれ、ちょっともったいないかもしれません。

周囲に高い建物が少ない「低層エリア」には、地上にいながら広い空と豊かな眺めを楽しめる、知る人ぞ知る絶景スポットが数多く存在します。地元の人たちが長年こっそり愛してきた景色が、今もそこにあるんです。

この記事では、「なぜ低層エリアの景色は良いのか」という理由を掘り下げながら、東京の穴場エリア5選、絶景を残すスマホ撮影のコツ、そして低層エリアの未来についてまでを幅広くご紹介します。







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1. なぜ「低層エリア」は景色がいいのか?


「景色がいい場所=高い場所」というイメージ、実は思い込みかもしれません。展望台や高層ビルからの眺めは確かに壮観ですが、周囲に高い建物がほとんどない「低層エリア」でしか味わえない景色の良さというものが、確かに存在します。ここでは、その理由を3つの視点から解説します。



高層ビルが「景色の邪魔」をしている

都市部のビル街を歩いていると、ふと空を見上げても、視界の大部分を建物に奪われていることに気づきます。ガラス張りのオフィスビルが並ぶ通りでは、空はわずかな「隙間」からしか見えません。

一方、低層エリアでは建物の高さが概ね2〜4階程度に抑えられているため、どこに立っても視界が大きく開けます。空が広く見え、地平線に近い光が街全体を包むように差し込む——その「抜け感」こそが、低層エリアの景色の核心です。

高層ビルが立ち並ぶエリアでは、街に光が届くのはほんの短い時間帯だけ。でも低層エリアでは、朝から夕暮れまで、常に空と光とともに生きているような感覚があります。



地上にいるからこそ感じられる「奥行き」がある

展望台からの景色は確かに圧巻ですが、すべてが遠くに小さく見え、どこかリアリティに欠けることがあります。対して地上の低層エリアでは、目の前の街並みや自然をそのままの距離感で感じ取れます。

風のにおい、道の石畳の手触り、日差しの温かさ——五感を通じて景色の中に溶け込めるのは、地上にいるからこそ。空の広さを「上から俯瞰する」のではなく「その中に立って感じる」体験は、低層エリアならではのものです。

また、目の前の建物の屋根越しに遠くの山並みが見えたり、路地の向こうにスカイツリーがひょっこり顔を出したりといった「奥行きある景色」は、低層エリアだからこそ生まれるものです。



歴史や情緒が景色に「深み」を加える

低層エリアには、古い木造建築や昔ながらの商店街、路地裏の風景が今も色濃く残っています。これらが景色に情緒と奥行きを加え、単なる「視覚的な広さ」を超えた豊かさを生み出しています。

観光地化されたスポットと違って、人混みも少なく、ゆっくりと景色を味わうことができます。下町特有の生活感と、広い空と、どこか懐かしい街並みが交差する——その「高さのない豊かさ」こそが、低層エリアの真骨頂です。





2. 地元民だけが知る!景色の良い低層エリア5選



谷根千/台東区・文京区


下町情緒あふれる谷根千エリアは、古い木造建築や路地が今も残る低層地帯です。エリア全体がなだらかな丘と谷によって構成されており、少し高台に上がるだけで屋根が連なる街並みと、遠くのスカイツリーが絶妙なコントラストをなした絶景が広がります。

特におすすめは谷中銀座の夕暮れ時。陽が傾き始めると、低層の建物越しに空がオレンジに染まり、昭和の風景がそのまま残ったような温かみのある眺めが楽しめます。観光客もいますが、路地に入れば静かな時間が流れており、ゆっくりと散策しながら景色を楽しめます。



等々力/世田谷区


高級住宅街として知られる等々力は、3〜4階建て以下の建物が中心の閑静なエリアです。緑豊かな住宅街の合間から多摩川方面の空が広く開け、都内にいるとは思えないほどの「抜け感」が味わえます。

等々力渓谷と合わせて訪れると、都会の中の自然と景色を一度に楽しむことができます。特に渓谷沿いの遊歩道を歩き終えて住宅街に出た瞬間、急に空が広がる感覚は格別です。休日の朝に訪れると、人が少なく清々しい景色の中を独占できます。




馬込/大田区


「馬込文士村」として知られるこのエリアは、尾崎士郎や川端康成など多くの文豪たちが愛した閑静な住宅地です。起伏のある地形が特徴で、坂の途中で振り返ると、低層の街並みと遠くに広がる空のパノラマビューが目に飛び込んできます。

高層ビルが一切ない視界の広さは、都内屈指の「地上からの絶景」と言っても過言ではありません。文豪たちがこのエリアに集まった理由が、景色を眺めることで少しわかるような気がします。

マイナーなエリアのため観光客はほぼおらず、地元の方が散歩するだけの静かな空間が広がっています。まさに「知る人ぞ知る」穴場です。



巣鴨/豊島区


「おばあちゃんの原宿」として親しまれる巣鴨は、商店街を中心に低層の建物が続く下町エリアです。大通りを一本外れると視界が一気に開け、空の広さに思わず足が止まります。

高岩寺(とげぬき地蔵)周辺の路地からは、ごちゃごちゃしすぎない穏やかな街並みと広い空のコントラストが楽しめます。地蔵通り商店街のにぎわいとは対照的に、路地の静けさと空の広さが共存しているのが巣鴨らしさ。観光客に混じってぶらりと歩くだけで、都内にいることを忘れるような「抜け感」が味わえます。




3. 低層エリアで撮れる、スマホ写真が10倍よくなる構図


低層エリアの景色は、なんとなくスマホを向けるだけでも十分きれいに撮れてしまうもの。でも、ちょっとしたコツを知っておくだけで、写真の完成度がぐっと上がります。SNSに投稿したくなるような「沁みる一枚」を撮るための4つの構図テクニックをご紹介します。



「空の比率」を多めにとる


低層エリア最大の魅力は、なんといっても広い空。スマホのカメラを向けるとき、構図の上半分〜3分の2を空にするだけで、開放感と抜け感が一気に写真に乗ってきます。

地面や建物を欲張って入れすぎると、せっかくの「空の広さ」が伝わりにくくなります。「もうちょっと空を入れすぎかな?」と思うくらいでちょうどいいのが、低層エリア写真のポイントです。グリッド線を表示してカメラを構えると、バランスよく空を取り込みやすくなります。



路地や電線を「額縁」として使う


低層エリアには路地や電線、古い建物の軒先など、独特のラインが豊富にあります。これらをあえて前景に入れることで、奥に広がる空や街並みが自然と引き立ちます。

電線は「邪魔もの」と思われがちですが、写真の中では立体感を生み出す額縁として機能します。特に夕方の電線越しに空を撮ると、そこにしかない情緒ある一枚になります。路地の壁や屋根の端を意識して構図に組み込んでみてください。



夕方の「マジックアワー」を狙う


日没の30分前後、空がオレンジとブルーに染まる「マジックアワー」は、低層エリアとの相性が抜群です。高層ビルがないぶん、グラデーションの空をさえぎるものがなく、水平線に近い光が街並みを温かく照らす瞬間を丸ごと切り取れます。

この時間帯は光の変化が速いので、気に入ったスポットを事前に見つけておくのがコツ。日没時刻の30分前にはスタンバイして、刻々と変わる色を楽しみながら連続で撮影してみてください。同じ場所でも1分ごとに表情が変わる、それが低層エリアのマジックアワーの醍醐味です。



人物を「小さく」入れる

広大な空や街並みに対して、人物をあえて小さくフレームの端に入れてみましょう。景色のスケール感が際立ち、「沁みる一枚」になります。主役はあくまで景色と空——人物はそのスケールを引き立てる小道具です。

友人や家族と訪れたときの旅の記念にもぴったりで、「インスタ映え」より「ずっと手元に残したい」写真が撮れます。シルエットになるように逆光で撮るのもおすすめです。


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4. 低層エリアが今後どうなるか、少し心配な話


再開発の波は、じわじわとやってくる

都市部の低層エリアは、「土地の有効活用」という名のもとに再開発の対象になりやすい場所でもあります。古い建物が取り壊され、マンションやオフィスビルが建ち始めると、あの「抜け感」のある景色はあっという間に失われてしまいます。

実際に、数年前まで空が広かったエリアが気づけばビルに囲まれていた——そんなケースは東京各地で起きています。再開発は経済的な理由から止めることが難しく、気がついたときにはすでに景色が変わっていた、ということが珍しくありません。



「景色がいい」は、実は脆い価値かもしれない

展望台や山頂の景色と違い、低層エリアの景色は周囲の環境に左右されやすいのが弱点です。隣に1棟高いビルが建つだけで、長年親しまれてきた眺めが一変することも。地元民が「あの頃はよかった」と語る景色の多くが、こうして静かに消えていきます。

景色の良さは「法的に保護されたもの」ではないため、ある日突然変わっても文句が言えないのが現実です。「この景色、ずっとあるだろう」という思い込みは、都市部の低層エリアには通用しないかもしれません。



だからこそ、今のうちに行ってほしい

再開発がいいとか悪いとか、そういう話をしたいわけではありません。ただ、この記事で紹介したエリアの景色も、5年後・10年後には変わっているかもしれない。

だからこそ、気になったエリアにはぜひ今のうちに足を運んでみてください。「知らなかった」ではなく、「見ておいてよかった」と思える景色が、きっとそこにあるはずです。

そして、もしそのエリアの景色に惚れ込んで「ここに住みたい」と思ったなら——それが、次のステップへの合図かもしれません。


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5. まとめ


今回は、東京の「低層エリア」が持つ景色の魅力について、さまざまな角度からご紹介しました。

高層ビルに囲まれた都市部でも、ちょっとした穴場エリアに足を踏み入れると、驚くほど空が広く、豊かな景色に出会えます。谷根千の夕暮れ、向島の川沿い、馬込の坂道——それぞれが、その街でしか感じられない唯一の絶景です。

スマホ撮影のコツを活かして、ぜひその景色を記録に残してみてください。そして、再開発という現実もある中で、「今」の景色を楽しむことを大切にしていただければと思います。


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  • 執筆監修

    趙暉士(ちょうきし)|宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、管理業務主任者、2級ファイナンシャル・プランニング技能士

    賃貸リーシングとコンサルタントを経験し、後に売買仲介業務に従事。

    (株)大京穴吹不動産、都心営業部、渋谷店、流通営業1課

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