
インターネットが遅いのはなぜ?どう対策すればいい?ネット無料マンションのお悩み解決!
「あれ、また動画が止まった…」「オンライン会議なのに画面が固まっちゃった!」夜になると必ずと言っていいほど、インターネットの速度が遅くなって困っていませんか?
賃貸マンションに住んでいて無料インターネットを使っている方から、こんな声をよく聞きます。特に最近はリモートワークが当たり前になって、自宅のネット環境って本当に大事ですよね。せっかく家賃に含まれている無料インターネットなのに、使い物にならないとなると本当にストレスです。
でも諦めないでください。原因をちゃんと理解して、適切に対処すれば、快適なネット環境を取り戻せる可能性は十分あるんです。この記事では、なぜマンションのネット回線が遅くなるのか、どうすれば改善できるのか、管理会社にはどう相談すればいいのかまで、詳しくお話ししていきますね。
目次
- マンションのネット回線が遅い原因は?
- ネット回線を改善するには?
- 管理会社に相談したほうがいい?
- 相談する前に準備すべきこと
- まとめ
1. マンションのネット回線が遅い原因は?
まずは、なぜマンションのインターネットが遅くなってしまうのか、主な原因を見ていきましょう。原因が分かれば、どう対処すればいいかも見えてきますからね。
同じ時間帯に多くの人たちが利用している
これが一番多いパターンです。特に夜の20時から24時くらいって、みんな家に帰ってきてネットを使い始める時間じゃないですか。動画を見たり、ゲームをしたり、SNSをチェックしたり。そうすると当然、回線が混雑してしまうんですよね。
マンションの無料インターネットって、多くの場合は「共有型」なんです。つまり、建物全体で1本の回線をみんなでシェアしているということ。これを道路で例えるなら、1車線の道路をたくさんの車が走っている状態です。そりゃ渋滞しますよね。
実際、昼間は全然問題ないのに、夜になると急に遅くなるという症状が出ている方は、ほぼ間違いなくこれが原因です。平日の夜や休日は特に混雑しやすいので、ピークタイムになると動画が止まったり、ページの読み込みが遅くなったりするんです。
ルーターが古い
意外と盲点なのがルーターの問題なんです。マンションに入居した時に設置されたルーターを、そのまま何年も使い続けていませんか?実はWi-Fiルーターにも寿命があって、だいたい4年から5年くらいと言われているんです。
長年使っているルーターは、内部の電子部品が劣化していて本来の性能が出せなくなっていることがあります。それから、ホコリが溜まって熱がこもると、熱暴走を起こして処理速度が落ちることも。あとは、古い機種だと同時に接続できる台数が少ないんですよね。今ってスマホ、パソコン、タブレット、ゲーム機、スマート家電と、知らないうちに接続台数が増えていることも多いんです。
そうすると、ルーターの処理が追いつかなくて、速度が遅くなってしまうんです。特に最近はスマート家電も増えていますから、「そんなに繋いでたっけ?」ということもよくあります。
ルーターが高速の通信に対応していない
たとえルーターが新しくても、古い通信規格にしか対応していないと、せっかくの高速回線を活かしきれないんです。これ、結構もったいないですよね。
Wi-Fiにはいろんな規格があって、「Wi-Fi 4」「Wi-Fi 5」「Wi-Fi 6」って数字が大きくなるほど新しくて高速なんです。たとえばWi-Fi 4だと最大速度が600Mbpsくらいなんですが、Wi-Fi 6になると9.6Gbpsまで出るんです。もちろんこれは理論値ですけど、かなり差がありますよね。
もしマンションに1Gbpsの光回線が引かれていても、ルーターがWi-Fi 4までしか対応していなかったら、その性能をフルに引き出せないわけです。ボトルネックになってしまうんですね。有線で繋ぐ場合も、LANケーブルの規格が古いと同じように速度が制限されてしまいます。

2. ネット回線を改善するには?
原因が分かったところで、次は具体的にどうすれば改善できるかをお話ししていきますね。すぐに試せるものから、少し手間がかかるものまで、順番にご紹介します。
混雑していない時間帯に利用する(日中がおすすめ)
一番シンプルで、お金もかからない方法がこれです。回線の混雑が主な原因なら、使う時間帯をずらすだけで驚くほど改善することがあるんです。
例えば早朝の6時から8時くらいって、みんな起きて準備している時間なので、ネットをあまり使わないんですよね。それから日中の10時から16時くらいも、在宅の人が少ないので回線が空いています。深夜の2時から5時も、ほとんどの人が寝ているので快適に使えます。
在宅勤務の方なら、大事なオンライン会議は午前中に設定したり、大容量ファイルのダウンロードは日中に済ませたりと、工夫してみてください。動画のダウンロードや大型アップデートも、混雑しない時間帯にやると効率的ですよ。ただ、これはあくまで応急処置なので、根本的な解決にはなりませんけどね。
IPv6(IPoE)方式に変更する
ちょっと専門的な話になっちゃうんですが、インターネットの接続方式を変更することで、混雑を避けられる可能性があるんです。
従来の「IPv4(PPPoE)方式」っていうのは、混雑しやすい網終端装置っていうのを通る必要があって、利用者が集中する時間帯には速度が落ちやすい構造なんです。一方で、新しい「IPv6(IPoE)方式」は、この網終端装置を経由せずに直接インターネットに接続できるので、混雑の影響を受けにくいんですよね。
IPv6に変更すると、混雑時間帯でも安定した速度が期待できますし、接続の安定性も向上します。それに、将来的にIPv4が枯渇する問題にも対応できるので、長い目で見てもいいと思います。
変更するには、まず契約しているプロバイダがIPv6に対応しているか確認して、ルーターもIPv6に対応しているか確認します。その後、プロバイダに連絡してIPv6オプションを申し込んで、ルーターの設定を変更すればOKです。多くの場合は自動設定されるので、そんなに難しくないですよ。
ただし、マンションの無料インターネットの場合は、契約内容によっては個人で変更できないこともあります。まずは管理会社に確認してみるのがいいですね。
光回線を自分で引く
上記の方法で改善しなかったり、根本的に解決したい場合は、個人で光回線を契約するという選択肢もあります。
自分専用の回線になるので、速度が安定しますし、プロバイダやプランも自由に選べます。最新の高速サービス、例えば10Gbpsのプランなんかも選択できますし、IPv6やWi-Fi 6など最新技術もフルに活用できるんです。
ただし、当然ながら月額料金がかかります。マンションタイプなら3,000円から5,000円くらいが相場ですね。それから工事が必要なので、大家さんや管理会社の許可を取らないといけませんし、初期費用も発生します。
マンションによっては、すでに光回線の設備が導入されている「光配線方式」の物件もあって、そういう場合は比較的簡単に個別契約ができることも。ただ、建物の構造上、新たに回線を引き込めない物件もあるので、事前の確認が必須です。
注意点としては、個人で光回線を引く場合は必ず事前に管理会社や大家さんに許可を取ってくださいね。無断で工事を行うと、退去時にトラブルになる可能性があります。それから、退去時には原状回復で撤去工事が必要になることもあるので、その点も確認しておくことをおすすめします。

3. 管理会社に相談したほうがいい?
「自分で色々試したけど良くならない…」「そもそも何をすればいいか分からない…」そんな時は、管理会社に相談するのも有効な手段なんです。でも、どんな場合に相談すべきか、何を期待できるかを理解しておくことが大切ですね。
自力で解決しようとせず、相談してみるのも◎
実は、ネット回線の問題って入居者個人では解決できないケースも多いんです。だから遠慮せずに管理会社に相談してみてください。
たとえば配線の物理的な問題は、管理会社の対応範囲なんです。館内配線が断線していたり劣化していたり、部屋の壁にあるLAN端子やモジュラージャックが故障していたり、廊下や共用スペースの配線にトラブルがあったり。こういうのは入居者では修理できませんし、勝手に触ると契約違反になる可能性もありますからね。「特定の部屋だけネットが繋がりにくい」とか「引っ越してきた当初から遅い」という場合は、配線の問題かもしれません。
それから、マンションの共用スペースに設置されている通信機器、スイッチングハブとかルーター、モデムなんかが故障していたり、性能が劣化していることもあるんです。これらの機器って24時間365日稼働しているので、数年使っていると熱や湿気の影響で調子が悪くなることもあります。管理会社に相談すれば、保守会社を通じて点検とか交換をしてもらえる可能性があります。「数ヶ月前までは問題なかったのに、最近急に遅くなった」という場合は、機器の故障を疑ってみてください。
複数の入居者が同じ問題を抱えている場合もある
実は、あなたと同じ悩みを抱えている住民が他にもいるかもしれないんです。可能であれば、エレベーターホールの掲示板とか、住民同士のコミュニティがもしあれば、そこで同じような問題を抱えている人がいないか確認してみるといいですよ。
複数の入居者から同じ相談があれば、管理会社やオーナーも「これは対処すべき問題だ」と認識しやすくなりますよね。個人の意見より、やっぱり複数人の声の方が重みが違います。
そして、複数の入居者が困っている場合は、マンション全体のインターネット設備を見直すきっかけになることもあるんです。より高速なプランへの変更とか、共有型から専有型への切り替え、IPv6対応への移行、通信機器の最新化とか。もちろん、これには費用がかかるので、すぐに実現するとは限りません。
でも、「インターネット環境が悪い」という理由で退去者が増えたり、新規入居者が決まりにくくなったりすれば、オーナーにとっても損失なんですよね。実際に、入居者からの要望を受けて、無料インターネットのグレードアップを実施したマンションも増えているんです。特に築年数が経っている物件では、設備改善のタイミングを検討していることもあるので、相談してみる価値はありますよ。
プロバイダや保守会社の情報が必要な場合
マンションの無料インターネットって、入居者が直接契約しているわけじゃないので、どのプロバイダのどんなプランを使っているのか分からないことがほとんどですよね。自分で設定を変更したり、カスタマーサポートに問い合わせたりする時には、この情報が必要になるんです。
管理会社に問い合わせれば、プロバイダ名とか契約プラン、速度やIPv6対応の有無、接続方式、それからサポート窓口の連絡先なんかを教えてもらえるはずです。インターネットの接続トラブルが発生した時に、プロバイダのサポート窓口に問い合わせたいと思っても、連絡先が分からないことってありますよね。管理会社はプロバイダや保守会社との窓口になっているので、適切な連絡先を教えてくれますし、場合によっては管理会社から直接プロバイダに連絡を取ってくれることもあります。
相談しても改善が難しいケース
残念ながら、管理会社に相談しても解決が難しいケースもあるんです。期待値を正しく持つためにも、知っておいてくださいね。
個人のデバイスの問題だったり、パソコンやスマホのスペック不足、ウイルス感染なんかは個人の環境の問題なので、管理会社では対応できません。Wi-Fiの設置場所が悪くて電波が届きにくいとか、4K動画を長時間見たり大容量オンラインゲームをプレイしたりといった過度なデータ使用、セキュリティソフトが通信速度を低下させているなんかも、自分で改善する必要があります。
それから正直なところ、マンションの無料インターネットの中には、「とにかく低コストで導入する」ことを優先したものも存在します。最低限の速度しか出ない低価格プランだったり、古い設備をそのまま使っていたり、メンテナンスがほとんど行われていなかったり。
こういうケースでは、管理会社に相談しても「現状のサービスで対応してください」と言われてしまう可能性があるんです。もちろん、改善を求める声は届けるべきですけど、すぐには変わらないこともあるということは理解しておく必要がありますね。その場合は、さっき紹介した「個人で光回線を引く」という選択肢を検討するか、快適なネット環境がある物件への引っ越しを考えるのも一つの方法だと思います。
4. 相談する前に準備すべきこと
管理会社に相談する時に、ただ「ネットが遅いんです」って伝えるだけだと、適切な対応をしてもらえないかもしれません。効果的に相談するために、事前に準備しておくべきことをお話ししますね。
具体的なデータを用意する
感覚的な情報だけじゃなくて、客観的なデータがあると、管理会社も状況を把握しやすくなるんです。
まず、いつ問題が発生しているのかを記録しましょう。「平日の夜20時から23時頃」とか「土日の午後」といった日時、「毎日」なのか「週に3回から4回」なのかといった頻度、「1ヶ月前から」とか「引っ越し当初から」といった継続期間なんかですね。例えば、「平日の夜8時から11時の間、週に5日程度、ここ2ヶ月間ずっと遅い」といった具合です。これだけでも、問題の傾向が見えてきますよね。
具体的な症状も説明しましょう。「YouTubeの720pの動画が5分ごとに止まる」とか「Zoomでのオンライン会議中に映像がカクカクする」「5MBのメール添付ファイルのダウンロードに5分以上かかる」「Webページの読み込みに10秒以上かかることが多い」「オンラインゲームで頻繁に接続が切れる」といった感じです。
何をしようとした時に、どんな問題が起きたかを具体的に伝えることで、管理会社も対応の優先度を判断しやすくなります。特に在宅勤務で仕事に支障が出ている場合は、その旨も明確に伝えてください。「業務に影響が出ている」という情報は、重要度が高いと判断されやすいですからね。
他の入居者の状況を確認
さっきもお話ししましたけど、複数の住民が同じ問題を抱えている場合、管理会社も対応しやすくなります。同じフロアの住民とか、エレベーターで会った時なんかに、機会があれば軽く聞いてみるのもいいと思います。
「最近、夜になるとネットが遅くないですか?」とか「うちの部屋、インターネットの調子が悪いんですが、お宅はどうですか?」みたいな感じで。ただし、プライバシーに配慮して、押しつけがましくならないように注意してくださいね。あくまで自然な会話の中で確認する程度にとどめましょう。
もし同じ悩みを持つ住民が複数いることが分かったら、一緒に管理会社に相談するのも一つの方法です。個人の問題じゃなくて建物全体の問題だと認識してもらいやすいですし、管理会社やオーナーが対策を講じる動機付けになりますし、一人で相談するより心強いですよね。
ただ、あまり大げさにならないように注意が必要です。管理会社と対立するんじゃなくて、「一緒により良い環境を作りたい」という協力的な姿勢で臨むのがポイントです。相談する時は代表者を決めて、その人がまとめて連絡するとスムーズですよ。複数人がバラバラに連絡すると、管理会社の窓口も混乱しちゃいますからね。
5. まとめ
マンションのインターネットが遅い問題って、本当に多くの人が抱えている悩みですよね。でも、原因を正しく理解して適切に対処すれば、改善できる可能性は十分にあるんです。
この記事でお話しした内容を簡単にまとめると、まず原因としては、同じ時間帯に多くの住民が利用していて回線が混雑しているケース、ルーターが古かったり高速通信に対応していないケース、それから配線や共用機器に物理的な問題があるケースがありましたね。
対策としては、まず混雑しない時間帯に利用してみる、IPv6方式への変更を検討する、根本的に解決したいなら個人で光回線を引くという方法がありました。
管理会社への相談については、物理的な問題や共用機器の故障は管理会社の対応範囲なので遠慮なく相談すべきですし、複数の住民が困っている場合は改善のチャンスになります。相談する前には、具体的なデータと症状を準備しておくことが大事でしたね。
快適なインターネット環境って、もう生活のインフラとして欠かせないものになっています。リモートワーク、オンライン授業、動画視聴、ゲームなど、ネットを使う機会は日々増えていますからね。今のマンションで改善が難しいなら、快適なネット環境が整った物件への引っ越しを検討してみるのも良い選択肢だと思います。
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執筆監修

趙暉士(ちょうきし)|宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、管理業務主任者、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
賃貸リーシングとコンサルタントを経験し、後に売買仲介業務に従事。
(株)大京穴吹不動産、都心営業部、渋谷店、流通営業1課
