
猫のショート動画、今日も何本見ましたか? その"推し活"、自宅で叶えられます
寝る前にベッドでスマホを開いたら、おすすめ欄は今日も猫、猫、猫。「あと1本だけ」と思いながら、気づけば猫を見ちゃう時間がどんどん増えている。そんな人は多いのではないでしょうか。
画面の中の猫ももちろんかわいいのですが、「いつか自分も猫と暮らしてみたい」と思ったことがあるなら、その夢は意外と手の届くところにあるかもしれません。最近は猫と暮らすことを前提にした賃貸物件が次々と登場していて、部屋探しの選択肢がぐっと広がっています。
この記事では、猫動画にハマる理由から、2026年に話題のペット可物件、猫と暮らす部屋で注目したい設備、そして「猫と出会える部屋」という新しい住まいのかたちまでをまとめて紹介します。初期費用をおさえて理想の部屋に住む方法もお伝えするので、ぜひ最後まで読んでみてください。
1. 猫動画にハマる人続出…!

気づけば寝る前の1時間が消えている
箱に無理やり入ろうとする子、キーボードの上で堂々と寝る子、名前を呼ばれても華麗に無視する子。猫の動画は1本数十秒なのに、なぜか次から次へと見ちゃうんですよね。
ショート動画のアプリは、よく見る動画に似たものをどんどんおすすめしてくれます。だから一度猫動画にハマると、タイムラインは猫だらけ。「さっきまで5分だけのつもりだったのに、もう日付が変わってる…」という経験がある人も多いはずです。
猫動画がこんなにも癒やされる理由
猫動画の魅力は、なんといっても「予測できなさ」です。甘えてきたと思ったら急にそっぽを向き、真剣な顔で謎の動きをする。思い通りにならない自由な姿に、つい笑ってしまいます。
それに、ふわふわの毛並みやまんまるの目、ゴロゴロと喉を鳴らす音は、見ているだけで肩の力が抜けていくもの。仕事や勉強で疲れた一日の終わりに、何も考えずに眺められるやすらぎの時間。多くの人が猫動画に夢中になるのは、そんな「ちょうどいい癒やし」をくれるからなのかもしれません。
「見るだけ」で満足できなくなったら
でも、画面越しの猫はどんなにかわいくても、なでることはできません。帰宅したときに玄関で待っていてくれることも、寒い夜に布団へもぐりこんでくることもありません。
「いつか猫と暮らしたい」と思いながらも、「賃貸だから無理」「ペット可の部屋は少ないし高そう」とあきらめていませんか? 実はいま、猫と暮らせる住まいはどんどん増えています。
2. 【2026】話題のおすすめペット可能物件
Feel CnB


最寄り駅:東武東上線「成増」駅から徒歩5分
間取り:1K〜1DK
家賃:12.5万円〜13.3万円
東京・成増にある「feel CnB」は、保護猫カフェ「ネコリパブリック」が運営に関わる猫共生型マンションです。リビングに入ってまず目に入るのは、壁一面に張りめぐらされたキャットステップとキャットウォークです。キャットウォークはロフトまでつながっていて、猫が自由に行き来できます。
一般的なキャットタワーは同じルートを上り下りするだけになりがちですが、この物件は猫が部屋中をぐるりと回遊できるように設計されているので、猫も飽きずに楽しく歩き回れるそうです。
床には掃除しやすく臭いのつきにくいフロアタイルが使われ、玄関には脱走防止扉もついています。
さらに、毎月の家賃のうち222(ニャンニャンニャン)円が保護猫の支援に使われるので、住むだけで猫助けにつながります。
Maison de Takaya


最寄り駅:東急目黒線「不動前」駅から徒歩10分
間取り:1K・1LDK
家賃:約15.5万〜24.6万円
三井不動産レジデンシャルリースの「Maison de Takaya」は、「猫と暮らす」をテーマに3階と4階の住戸を設計した賃貸レジデンスです。
いちばんの特徴はキャットウォークで、帰宅した人を猫が出迎えられるように、人と猫がふれあいやすい配置で設計されています。
さらに、人感センサー付きの照明やキャットスルーで猫の出入りもスムーズで、健康管理用のペットテックトイレを使うためのコンセントも用意されています。
玄関にはゲート、バルコニーには格子で囲んだ半屋外空間があり、猫の飛び出しを防ぐ工夫もされています。
計画を監修したのは家庭動物住環境研究家で一級建築士の金巻とも子さんで、しつけで猫を縛るのではなく、事故が起きない環境をつくるという考え方が設計の隅々まで貫かれています。
コンフォリア・リヴ南砂町EAST


最寄り駅:東京メトロ東西線「南砂町」駅 徒歩12分
間取り:1LDK~3LDK
家賃:約15.6万〜27.2万円
2026年6月に全館竣工した、東急不動産と西武ペットケアが計画段階からタッグを組んだペット共生型賃貸レジデンスです。
全住戸でペットを飼うことができ、大型犬や多頭飼いにも対応しています。
床は足腰にやさしい素材、壁は傷に強いクロス、天井は消臭クロスで、10階以上のプレミアムフロアにはペットドアやペットゲートも備わっています。
共用部には、ペットと一緒にリモートワークもできるペットラウンジ、ペットが歩ける廊下、抱っこせずに乗れるエレベーター、足洗い場がそろっています。
1階のトリミングサロン「PET-SPA」では入居者向けに月1回の無料ケア(爪切りなど)が受けられ、24時間の電話健康相談やペットの事故補償もついています。
3. 推しと快適に暮らすために。ペット可物件でチェックしたい条件

キャットウォーク・キャットステップ
猫は高いところが大好き。壁に取り付けられたキャットウォークやキャットステップがあれば、部屋の中でも上下に動き回れるので、運動不足やストレスの解消につながります。
賃貸では壁に穴をあけて自分で取り付けるのは難しいので、最初から設置されている物件は大きな魅力です。共生型の物件には、猫が部屋を立体的に移動できる「ねこ道」を取り入れているところもあります。
ペットドア
扉に猫専用の小さな出入口があると、ドアを閉めたままでも猫が自由に部屋を行き来できます。冬は暖房、夏は冷房の効きを保ちながら、猫がトイレや寝床へ移動できるので、光熱費の面でもうれしい設備です。SUUMOの調査でも、扉にペット用の出入口をつけるなどの設備は、ペットと暮らす人から一定の支持を集めています。
脱走防止の扉(フェンスドア)
玄関を開けた瞬間、猫がするりと外へ…というのは、飼い主にとって一番の心配ごと。玄関と部屋の間に飛び出しを防ぐフェンスドアがあれば、宅配便の受け取りや帰宅のときも安心です。
ベランダの柵のすき間や網戸の状態も、あわせてチェックしておきましょう。
傷に強い壁と、滑りにくい床
爪とぎは猫の本能なので、完全にやめさせるのは難しいもの。だからこそ、壁と床の素材が重要です。猫共生賃貸を手がける事業者によると、賃貸住宅でよく使われるウレタン素材の壁紙はすぐ傷ついてしまうため、強化クロスを使うことが欠かせないそうです。
床は傷に強いだけでなく、滑りにくいものがおすすめ。つるつるのフローリングは猫の足腰に負担がかかってしまいます。傷や汚れがついた部分だけを張り替えやすい工夫をしている物件もあり、退去時の費用を抑えやすいのもポイントです。
猫トイレスペースと換気設備
猫トイレの置き場所は、意外と悩むポイントです。最近は、猫用トイレと食事スペースをひとつにまとめたユニットに、24時間換気や専用の水飲み場を組み込んだ物件も登場しています。
専用スペースがない物件でも、トイレを置く場所の近くに換気扇や窓があるかを間取り図で確認しておくと、においの心配をぐっと減らせます。
外出先から操作できるエアコン
留守中の室温管理は、猫の健康を守るうえでとても大切です。特に夏場は、エアコンが止まると熱中症の危険もあります。外出先から室温や湿度を確認して、エアコンを操作できるIoT設備を備えた物件も増えています。
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4. 猫と"出会える"部屋まで登場! 進化する猫との暮らし最前線

「猫と暮らしたいけど、どこで出会えばいいかわからない」「いきなり一生のお世話を引き受けるのは不安」。そんな人のために、猫との出会い方そのものを変える住まいも生まれています。
保護猫としか住めない? 2026年始動の新プロジェクト
2026年6月、東京で少しユニークな住宅プロジェクトが始動しました。不動産会社「はじめまして」による「HOGOMO(ホゴモ)」です。
その言葉どおり、HOGOMOは保護犬・保護猫と暮らす人だけが住める専用の住まいです。第1号は東京都足立区の新築1LDKで、まずは保護猫と暮らす人に向けて入居者を募集する予定とされています。「保護猫を迎えたいのに、住む家がネックで…」とあきらめていた人には、うれしい選択肢になりそうです。
猫が"ついてくる"マンションって?
「猫付きマンション」は、保護団体から猫を預かって一緒に暮らす仕組みの物件です。猫はあくまで保護預かりなので、引っ越しのときに返すこともできます。
一緒に暮らすうちに本当の家族になる人も多く、そのまま里親になり、引っ越し先も猫付きマンションにして猫を連れていくケースもよくあるそうです。「まずは猫との暮らしを体験してみたい」という人にぴったりの仕組みですね。
猫好き同士で暮らす「猫シェアハウス」も人気上昇中
ひとり暮らしで留守中が心配なら、猫好きが集まるシェアハウスという選択肢もあります。2026年8月に公開された健美家の記事では、猫シェアハウスを7軒まで広げてきた大家さんが紹介され、
と、その人気ぶりが語られています。ほかにも、保護猫ラウンジを併設した女性専用の賃貸住宅「necotto(ネコット)」のように、猫とふれあえる共用スペースがある物件も登場しています。
次のショート動画の主役は、あなたの家の子かもしれない
猫と暮らす方法は、「ペット可物件を探して、猫を迎える」だけではなくなりました。保護猫と出会える家、猫を預かって暮らせる家、猫好き仲間と住む家。自分のライフスタイルに合わせて、ぴったりの形を選べる時代です。
スマホの中の猫に癒やされる毎日も素敵ですが、そろそろ「見る側」から「撮る側」になってみませんか?
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5. まとめ
猫動画をつい見ちゃう毎日から、猫と一緒に暮らす毎日へ。
- ペット可物件は初期費用が高くなりやすい点には注意が必要です。ペット可賃貸は敷金が高めに設定されがちですし、共生型物件は一般的な物件より家賃が1〜2割ほど高くなることもあります。猫を迎えるとなると、ケージやキャットタワー、ワクチン代などの準備費用もかかります。だからこそ、部屋の契約にかかるお金はできるだけ抑えたいところです。

執筆監修

趙暉士(ちょうきし)|宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、管理業務主任者、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
賃貸リーシングとコンサルタントを経験し、後に売買仲介業務に従事。
(株)大京穴吹不動産、都心営業部、渋谷店、流通営業1課



