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ロフトは専有面積に入る!?ロフト付き物件のあれこれ

ロフト



賃貸物件を探していると、「ロフト付き」という魅力的な文言を目にすることがありますよね。専有面積以上の広さを感じられそうで、収納にも困らなそう...そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

でも実は、ロフトは専有面積に含まれないことをご存知でしたか?「え、じゃあ損してるの?」と不安に思った方、ご安心ください。ロフト付き物件には専有面積に含まれない分、家賃面でのメリットや、空間を有効活用できる魅力がたくさんあるんです。

この記事では、ロフトと専有面積の関係から、ロフト付き物件のメリット・デメリット、よくある疑問まで徹底解説します。最後まで読めば、あなたにとってロフト付き物件が最適かどうかが判断できるはずです!



目次

  1. ロフトは専有面積に含まれない
  2. ロフト付き賃貸のメリット
  3. ロフト付き賃貸のデメリット - 「ロフトはいらない」と言われる理由は?
  4. ロフトのあれこれQ&A
  5. まとめ:ロフトの特性を理解して後悔のない物件選びを!



1. ロフトは専有面積に含まれない

まずは基本中の基本、「専有面積」について正しく理解しましょう。


専有面積とは何か

専有面積とは、賃貸物件において居住者だけが自由に利用できるお部屋の内部の面積のことを指します。簡単に言えば、あなたが自由に使える室内の床面積ですね。

この専有面積には、リビング、寝室、キッチン、トイレ、浴室など、壁や床で仕切られた室内空間が含まれます。物件情報に記載されている「○○㎡」や「○○帖」という数字は、基本的にこの専有面積を示しているんです。


専有面積に含まれないもの

では、専有面積に含まれないものは何でしょうか。実は意外と多くの部分が専有面積から除外されているんです。

例えば、バルコニーやベランダ。洗濯物を干したり、ちょっとした憩いの空間になる場所ですが、これは共用部分扱いとなります。それから配管が通っているパイプスペースも、建物全体の設備に関わる部分なので専有面積には入りません。電気やガスのメーターが設置されているメーターボックスも同様です。玄関ドアの外側にある玄関ポーチも専有面積外なんですよ。

そして、ロフトや床下収納も専有面積には含まれないんです。


なぜロフトは専有面積に含まれないのか

ロフトが専有面積に含まれない理由は、建築基準法の定義にあります。ロフトは「小屋裏物置等」として扱われていて、天井高が1.4m以下であること、床面積がその階の床面積の2分の1未満であること、はしご等が固定されていないことといった条件を満たす必要があるんです。

これらの条件を満たすことで、ロフトは「階」としてカウントされず、結果として専有面積にも含まれないことになります。つまり、20㎡の1Kにロフトが付いている場合でも、表記上は20㎡のままなんですね。

でも、これは決して損をしているわけではありません。専有面積に含まれない分、家賃が抑えられているケースが多いんです。この点については後ほど詳しく解説しますね。




2. ロフト付き賃貸のメリット


専有面積には含まれないけれど、実際には使えるスペースが増えるロフト。ここからは、ロフト付き物件の具体的なメリットを見ていきましょう。


空間を立体的に有効活用できる

ロフト付き物件の最大の魅力は、なんといっても空間を立体的に使えることです。平面的には20㎡でも、ロフトを含めれば実質25㎡や30㎡相当の広さを感じられることも珍しくありません。

特に一人暮らしの場合、限られた専有面積の中で収納や作業スペースを確保するのは至難の業ですよね。そんな時、ロフトがあれば生活空間を効率よく使い分けられるんです。下の階でリラックスして、ロフトで仕事や趣味に集中するといった使い分けができるのは本当に便利ですよ。


開放的な空間で暮らせる

ロフト付きの物件は、天井高が3m前後と通常の物件より高く設計されています。これにより、たとえ専有面積が狭めでも開放的で広々とした印象を受けるんです。

天井が高いと圧迫感がなくて、同じ広さでも心理的にゆとりを感じられますよね。特に在宅ワークが増えた現代では、開放的な空間で過ごせることは大きなメリットだと思います。狭い部屋で一日中パソコンに向かっていると息が詰まりそうになりますが、天井が高いだけでだいぶ気分が違うんですよ。


屋根裏部屋のような隠れ家感

ロフトには、通常の部屋にはない特別な雰囲気があります。はしごを登って自分だけの空間へ向かう動線は、まるで秘密基地や屋根裏部屋のような隠れ家感を演出してくれるんです。

この「特別感」が、日常生活に小さな楽しみを与えてくれます。友人が遊びに来た時も、「ロフトがある!」と驚かれること間違いなしですよ。大人になってもこういうワクワク感って大切だと思いませんか。


ロフトの活用方法いろいろ

ロフトの使い道は、あなたのライフスタイル次第で無限大です。ここでは代表的な活用方法をご紹介しますね。


収納スペースとして

最もポピュラーな使い方が収納です。季節ものの衣類や家電、スーツケース、思い出の品など、普段あまり使わないものをロフトに収納すれば、生活スペースをすっきり保てます。

クローゼットが小さめな物件でも、ロフトがあれば収納の悩みは大幅に軽減されますよ。特に衣替えの時期には助かります。オフシーズンの服をロフトにまとめて保管できるので、クローゼットの中が混雑しなくて済むんです。冬物のコートやブーツって場所を取りますからね。


趣味のスペースとして

本棚を置いて書斎にしたり、楽器やコレクションを飾ったりと、趣味の空間として活用するのもおすすめです。コンパクトな空間だからこそ、周りの雑音が気にならず集中力もアップするんですよ。

在宅ワークのワークスペースとしても最適です。生活空間と仕事空間を物理的に分けられるので、オンオフの切り替えがしやすくなります。「さあ、仕事するぞ」とはしごを登る行為自体が、スイッチの切り替えになるんですよね。


くつろぎ空間として

マットレスやクッション、座椅子などを置いて、読書やゴロゴロするリラックス空間にするのも素敵です。天井が近い独特の雰囲気は、不思議と落ち着くんですよね。まるで自分だけの小さな隠れ家にいるような感覚で、ちょっと特別な気分を味わえます。

寝室として使う方もいますが、夏場の暑さや昇り降りの手間を考えると、メインの就寝場所というよりは「昼寝スペース」くらいの位置づけがおすすめです。お昼休みにちょっと横になるとか、休日にゴロゴロするとか、そういう使い方が向いていると思います。


室内干しのスペースとして

意外と便利なのが、洗濯物の室内干しスペースとしての活用です。ロフトは部屋の中でも比較的天井に近く気温が高いため、洗濯物が乾きやすい環境なんです。

突っ張り棒やハンガーラックなどを使って工夫すれば、梅雨の時期や花粉シーズンでも快適に洗濯物が干せます。生活空間に洗濯物が見えないのも嬉しいポイントですよね。来客があった時に慌てて洗濯物を隠す必要もありません。




3. ロフト付き賃貸のデメリット - 「ロフトはいらない」と言われる理由は?

ここまでメリットをたくさんお伝えしてきましたが、正直に言うとロフトにはデメリットもあります。「ロフトはいらない」という声があるのも事実です。後悔しない物件選びのために、デメリットもしっかり理解しておきましょう。


ハシゴの昇り降りが面倒

ロフトへのアクセスは基本的にはしごや急な階段になります。これが想像以上に面倒に感じることがあるんです。

特に物を持った状態での昇り降りは本当に大変です。収納ボックスや掃除機を持ってはしごを登るのは、かなりバランス感覚が必要になります。両手がふさがっていると危ないので、リュックやショルダーバッグに荷物を入れて登る工夫が必要になったりするんですよね。

それから、お酒を飲んで帰ってきた時や眠くて仕方ない時は特に注意が必要です。もしロフトを寝室として使う場合、こういう時の転落リスクは無視できません。また、はしごの設置場所によっては、その周辺に家具が置けなくなってデッドスペースが生まれることもあります。

ロフトの掃除も悩みの種です。掃除機を持って登るのは大変なので、モップやハンディクリーナーなどを活用するのが現実的ですね。でも正直、頻繁に掃除するのは面倒なので、ロフトを収納専用にしている人は「年に数回しか掃除しない」というケースも多いようです。


頭をぶつけやすい

ロフトは天井高が1.4m以下と低いため、直立して歩くことができません。これが思った以上にストレスになることもあるんです。

ロフト内での移動は常に腰をかがめて行う必要があります。ちょっと物を取りに行くだけでも、しゃがみながら移動しなければいけません。中腰での作業が続くと、腰や背中に負担がかかって痛めてしまうこともあります。特に長時間ロフトで作業する場合は要注意ですね。

それから、うっかり頭をぶつけてしまうことも。特にロフトを使い始めたばかりの頃は、天井の低さに慣れていなくてゴツンとやってしまいがちです。背の高い方にとっては、特に使い勝手が悪いと感じるかもしれません。身長が170cmを超える方だと、かなり窮屈に感じるという声もよく聞きます。

こういった点を考えると、ロフトは収納専用と割り切って使う方が無難だと思います。


湿度・温度の調整が難しい

ロフト最大のデメリットと言っても過言ではないのが、温度管理の難しさです。

夏場はかなり暑くなります。暖かい空気は上に溜まる性質があるため、ロフトはエアコンが効きにくいんです。猛暑日には40度近くになることも珍しくありません。正直、夏場にロフトを寝室として使うのは、かなり厳しいと思います。扇風機を回しても焼け石に水状態で、とても快適とは言えないんですよね。

逆に冬場は、冷気が下に溜まるため階下とロフトで温度差が生じます。ロフトは比較的温かいのですが、はしごを降りたらヒンヤリということもあります。それから、湿気が溜まりやすいのも問題です。換気が不十分だと、収納している衣類にカビが発生する恐れもあります。特に梅雨時期は要注意ですね。

対策としては、サーキュレーターを活用して部屋全体の空気を循環させるのが効果的です。ロフトに向けて風を送ることで、エアコンの冷気や暖気をロフト部分にも届けられます。それから、定期的な換気も重要です。天窓があるロフトなら、積極的に開けて空気を入れ替えましょう。天窓がない場合でも、ロフトの入口部分を開けておくだけでも空気の流れは変わってきますよ。




4. ロフトのあれこれQ&A

ロフト付き物件を検討する際によく聞かれる質問をまとめました。疑問をすっきり解消して、賢い物件選びをしましょう!


Q. ロフト付き物件の家賃はどうなの?

ロフト付き物件が登場し始めた頃は物珍しさもあって、家賃が高めに設定されていました。でも近年では手頃な賃料で借りられるようになっているんです。

実は、1DKや1LDKのような物理的に区切られた部屋と比べると、同じエリアで家賃が1〜2万円安く設定されていることが多いんですよ。専有面積に含まれない分、固定資産税なども抑えられるため、オーナー側もリーズナブルな価格設定にしやすいんですね。

つまり、ロフト付き物件はコストパフォーマンスに優れた選択肢と言えます。広さを求めつつも家賃を抑えたい方には特におすすめです。同じ家賃でロフトなしの20㎡を借りるか、ロフト付きの20㎡を借りるか、あるいは少し家賃を下げてロフト付き物件を選ぶか。選択肢が広がるのは嬉しいですよね。

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Q. 落下の心配はない?

はしごからの転落は、ロフト付き物件で最も注意すべきリスクです。

内見時には必ずはしごにがたつきがないかチェックしましょう。実際に登ってみて、揺れや不安定さがないか確かめることが大切です。それから、ロフトの縁に安全柵が設置されているか、はしごは滑りにくい素材を採用しているか、はしごの角度は登りやすいか(垂直に近いものは危険です)、ロフトの床はしっかりしているかといった点も確認ポイントになります。

入居後も、はしごの近くに物を置かない、お酒を飲んだ後は登らないなど、自分なりの安全ルールを設けることが大切です。特に小さなお子さんがいるご家庭では、ロフトへの勝手な昇り降りを防ぐ工夫も必要になるでしょう。


Q. ロフトの暑さ対策は?

前述の通り、夏場のロフトは本当に暑くなります。対策としては、まずサーキュレーターを活用することです。冷気がロフトに届くよう、階下から風を送ります。このとき、ロフトにコンセントがない場合は、延長コードを階下から持ってこられるかチェックしておきましょう。

それから換気を心がけることも大切です。天窓があれば積極的に開けて空気を入れ替えます。天窓に遮熱シートを貼るのも効果的ですよ。直射日光をカットするだけでも、だいぶ温度が変わってきます。

また、夏場はロフトを収納専用にして、就寝スペースとしては使わない選択肢も考えましょう。無理して暑いロフトで寝て体調を崩すよりも、涼しい階下で寝る方がずっと健康的です。季節によって使い方を変えるのが、ロフトと上手に付き合うコツかもしれませんね。


Q. ロフトにコンセントはある?

これは物件によってケースバイケースです。

コンセントがあるロフトなら、照明やサーキュレーター、スマホの充電などが自由にできて便利です。特に趣味スペースやワークスペースとして使いたい場合は、コンセントは必須と言ってもいいでしょう。一方、コンセントがないロフトでは、延長コードを階下から引く必要があります。見た目はあまり良くないですが、実用性を考えると延長コードは必需品になるかもしれません。

内見時には必ずコンセントの有無と位置を確認しましょう。ロフトをどう使いたいかによって、コンセントの重要性は変わってきます。収納専用なら特に必要ありませんが、作業スペースとして使うならコンセントは絶対にあった方がいいですよね。


ロフト付き物件が良いのか、それとも別の間取りが向いているのか。実際に暮らし始めてみないとわからないことも多いですよね。

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5. まとめ:ロフトの特性を理解して後悔のない物件選びを!

ここまでロフト付き物件について詳しく見てきました。最後に要点をおさらいしましょう。


ロフトは専有面積に含まれない

記事の冒頭でお伝えした通り、ロフトは専有面積には含まれません。でも、これは決してデメリットではないんです。専有面積に含まれない分、家賃が抑えられているケースが多くて、実質的には広いスペースを手頃な価格で使えるお得な選択肢なんですよ。

物件情報を見る時、つい専有面積の数字だけで判断してしまいがちですが、ロフト付き物件の場合は「実質的な広さ」も考慮に入れて検討するのがポイントです。20㎡+ロフトと、25㎡で同じくらいの家賃だったら、使い方次第ではロフト付きの方が快適に暮らせる可能性もありますからね。


デメリットもあるが対策をすれば快適に暮らせる

はしごの昇り降りが面倒、夏場は暑い、頭をぶつけやすい。確かにデメリットもあります。でも、サーキュレーターを活用したり、収納専用と割り切ったり、適切な対策をすれば十分快適に暮らせるんです。

大切なのは、ロフトの特性を理解した上で「自分のライフスタイルに合っているか」を考えること。在宅ワークが多い方で作業スペースが欲しい方、荷物が多くて収納に困っている方、家賃を抑えながらも広さが欲しい方には、ロフト付き物件は賢い選択と言えるでしょう。

逆に、頻繁に昇り降りするのが面倒だと感じる方、夏の暑さに弱い方、階段の上り下りに不安がある方は、別の間取りを検討した方がいいかもしれません。自分の性格や生活スタイルと照らし合わせて、じっくり考えてみてくださいね。


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この記事が、ロフト付き物件を検討している皆さんの参考になれば幸いです。専有面積に含まれないからこそのメリットを理解して、後悔のない物件選びをしてくださいね!



執筆監修

趙暉士(ちょうきし)|宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、管理業務主任者、2級ファイナンシャル・プランニング技能士

賃貸リーシングとコンサルタントを経験し、後に売買仲介業務に従事。

(株)大京穴吹不動産、都心営業部、渋谷店、流通営業1課