
浴室乾燥の電気代は高い!? 節約のコツとは?メリットまで徹底解説!
「雨の日でも洗濯物が乾かせて便利!」と思って使い始めた浴室乾燥機。でも、いざ電気代の請求書を見てびっくり…なんて経験はありませんか?
浴室乾燥機は確かに便利な設備なんですが、使い方次第では電気代がかなり高額になってしまうこともあるんです。特に梅雨の時期や冬場など、頻繁に使用する季節には、月々の電気代が数千円も跳ね上がることも珍しくありません。
でも、ご安心ください。ちょっとした工夫で、浴室乾燥機の電気代は大幅に節約できるんですよ。この記事では、浴室乾燥機にかかる実際の電気代から、すぐに実践できる節約テクニック、さらには浴室乾燥機のメリットまで、徹底的に解説していきます。
目次
- 浴室乾燥にかかる電気代は?
- 電気代節約のコツとは?
- 普通の乾燥機とどっちがお得?
- 浴室乾燥機のメリットとは
- まとめ
1. 浴室乾燥にかかる電気代は?
まず気になるのが、実際にどれくらいの電気代がかかるのかという点ですよね。電気式の浴室乾燥機を使用した場合、1回あたりの電気代は約100~150円程度が目安となります。これは約3時間の使用を想定した金額なんですが、実はこの金額、いろんな条件によって大きく変わってくるんです。
使用頻度
毎日使うのか、週に数回なのかで、月々の電気代は全然違ってきます。毎日3時間使用すると、月額で3,000円から4,500円程度の電気代がかかる計算になりますから、結構な出費になりますよね。
設定温度
こちらも重要なポイントです。強運転モードと弱運転モードでは、消費電力が大きく異なります。急いで乾かしたいときはつい強運転を使いがちなんですが、時間に余裕があれば弱運転でも十分乾くんですよ。これだけでもかなりの節約になります。
機種による違い
最新の省エネモデルと古い機種では、消費電力に2倍近い差が出ることもあるんです。築年数の古い物件では、旧型の浴室乾燥機が設置されていることが多いため、より電気代が高くなる傾向があります。
一方で、ガス式の浴室乾燥機は電気式とはコスト構造が異なります。ガス式は初期設置費用は高めなんですが、ランニングコストは電気式よりも安くなることが多いんですよ。ただし、ガス式の場合もガス料金プランや使用頻度によってコストは変動するため、一概にどちらが安いとは言い切れないんですけどね。

コインランドリーはどうなの?
ところで「それなら、いっそのことコインランドリーを使った方が安いのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。コインランドリーの料金を見てみると、多量の衣類を一度に洗いたい場合に適した16キロタイプの場合、1,200円で60分の利用が可能です。また、少量の衣類を効率よく乾燥できる10キロタイプの場合は、900円で60分利用できます。
こうして見ると、単純な金額だけで比較すれば、自宅の浴室乾燥機の方が1回あたりのコストは低いことが分かりますよね。ただし、コインランドリーには大型の乾燥機で一度に大量の洗濯物を乾かせるというメリットもあります。シーツや毛布など、自宅では乾きにくい大物を洗うときにはコインランドリーを、日常の洗濯物には浴室乾燥機を、と使い分けるのが賢い方法かもしれませんね。
2. 電気代節約のコツとは?
さて、ここからは実践的な節約テクニックをご紹介していきます。どれも今日から実践できる簡単な方法ばかりですので、ぜひ試してみてくださいね。
フィルターの掃除をする
実は、フィルターの掃除は電気代節約の最も基本的で効果的な方法なんですよ。浴室乾燥機のフィルターにホコリやゴミが詰まっていると、空気の流れが悪くなって、乾燥効率が大幅に低下してしまうんです。その結果、同じ量の洗濯物を乾かすのにも余計に時間がかかって、電気代も余分にかかってしまうんですね。
掃除の頻度としては、月に1度程度がおすすめです。月に一度、フィルターを取り外して掃除機でホコリを吸い取り、水洗いするだけで十分なんです。これだけで乾燥や換気の効率が大きく上がって、電気代の節約につながります。「忙しくて毎月掃除する時間がない…」という方も、せめて2ヶ月に1回は掃除するように心がけましょう。フィルターが詰まっていると、機械本体にも負担がかかって、故障の原因にもなってしまいますからね。
ある程度洗濯物が乾いた状態で浴室乾燥機を使う
脱水後すぐに浴室乾燥機を使うよりも、ある程度乾いた状態から使い始める方が、電気代を抑えられるんですよ。晴れた日や風の強い日には、まず30分から1時間ほど外やベランダに干してから、浴室乾燥機に移すのがおすすめです。特に厚手のジーンズやバスタオルなどは、外である程度水分を飛ばしてから浴室乾燥機にかけると、乾燥時間を大幅に短縮できますよ。天気予報を確認して、「午前中だけ晴れそう」という日は、午前中に外干しして、午後から浴室乾燥機に切り替えるという方法も有効です。
洗濯物の干し方の工夫
浴室乾燥機を使うとき、つい一度にたくさんの洗濯物を干してしまいがちなんですが、これは実は逆効果なんですよね。洗濯物同士の間隔を空けて、空気の流れを作る工夫をすることが重要なんです。洗濯物が密集していると、空気が循環しないで、なかなか乾かない原因になってしまいます。写真のように詰め詰めだと、乾燥効率が落ちてしまうんですね。

乾きにくいものを乾燥機の真下に配置する
浴室乾燥機から出る温風は上から下に流れますから、乾きにくいバスタオルや厚手のトレーナーなどは、乾燥機の真下に配置すると効率的に乾くんです。逆にTシャツや下着などの薄手で乾きやすい衣類は、浴室の壁側やドア側に配置しても問題ありません。洗濯物同士は最低でも5センチ程度、できれば10センチ程度の間隔を空けて干すことで、空気の流れが良くなって、乾燥時間が短縮されますよ。
あと意外と見落としがちなのが、浴室の状態です。浴室が濡れた状態で浴室乾燥機を使うと、浴室全体を乾かすことにも電力が使われてしまって、洗濯物を乾かす効率が大幅に低下してしまうんです。
浴室の水気を拭き取って使用する
スクイージー、つまり水切りワイパーを使うとさらに効率的ですよ。壁面の水滴を下に落としてから、床の水を排水溝に流すだけで、かなり乾燥効率が上がります。可能であれば、朝シャワーを浴びた後に洗濯物を干すなど、入浴時間と洗濯物を干す時間をずらすのが最も効果的です。
浴室のドアを閉める
ドアを開けたまま使用すると、乾燥機能や換気機能が浴室外にも働いてしまって、広い範囲を乾燥・換気しようとするため、洗濯物が乾くまでに余計な時間がかかってしまいます。密閉された空間で使用することで、効率的に温風を循環させて、乾燥時間を短縮できるんです。これは電力の無駄を防ぐだけでなく、機械への負担も軽減できる重要なポイントなんですよ。
夜間に使用するのもオススメ
多くの電力会社では、夜間帯の電気料金が安く設定されているんです。具体的には、夜23時から朝7時頃までの時間帯が割安になることが多いですね。最近の浴室乾燥機にはタイマー機能が付いているものも多いので、夜寝る前にセットしておけば、割安な夜間電力で洗濯物を乾燥できます。朝起きた時には、ふんわり乾いた洗濯物が待っているという訳です。
これから引越しをお考えの方は、夜間割引プランへの加入も検討してみてください。日中は仕事で家にいない一人暮らしの方や、共働き世帯には特におすすめです。
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3. 普通の乾燥機とどっちがお得?
「浴室乾燥機の電気代が高いなら、普通の衣類乾燥機の方が良いのでは?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。確かに、一般的な衣類乾燥機を3時間使用した場合の電気代は、およそ65円からが目安となっていて、単純に電気代だけを比較すると、衣類乾燥機の方が浴室乾燥機よりも安いんです。最新の省エネモデルであれば、さらにコストを抑えられることもあります。
ただし、シワになりやすい
衣類乾燥機にもデメリットがあるんですよね。まず、ドラム式の乾燥機では、洗濯物が回転しながら乾燥するため、シワになりやすいという欠点があります。ワイシャツなど、アイロンがけが必要な衣類には不向きなんですよ。それから、衣類乾燥機を導入するには、それなりのスペースが必要になってきます。特にワンルームや1Kなどの限られた空間では、洗濯機の上に乾燥機を設置するスタックタイプを選ぶか、ドラム式洗濯乾燥機を導入することになります。いずれにしても、追加の設置費用や機器の購入費用がかかってしまうんですよね。
こうして考えてみると、電気代だけで見れば確かに衣類乾燥機の方が安いんですが、これはあくまで平均的な数値なんです。最新の省エネ型浴室乾燥機と古い型の衣類乾燥機を比較すると、逆転することもあるんですよ。
設置スペースを確保する必要がある
衣類乾燥機を導入すると、その分の空間を占有してしまいます。ワンルームや1Kなど、限られたスペースで生活している方にとっては、これは大きなデメリットになりますよね。浴室乾燥だと浴室のスペースで済むのでその心配はありません。
それから初期費用の違いも考慮する必要があります。既に浴室乾燥機が設置されている物件に住んでいる場合は、追加の初期費用なしで使い始められるんですが、衣類乾燥機を新たに購入する場合は、数万円から十数万円の初期投資が必要になってしまいます。
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結論としては、既に浴室乾燥機付きの物件に住んでいて、ワイシャツなどシワになりにくく干したい衣類が多い方、それから追加の設置スペースを確保できない方や初期投資を抑えたい方には、浴室乾燥機がおすすめです。一方で、電気代を最優先で抑えたい方、大量の洗濯物を頻繁に乾かす方、設置スペースに余裕があって初期投資ができる方には、衣類乾燥機が向いているかもしれませんね。
実際のところ、多くの方は「既に付いている浴室乾燥機を上手に活用する」という選択をされています。前の章でご紹介した節約テクニックを実践すれば、浴室乾燥機でも十分にコストを抑えられますからね。
4. 浴室乾燥機のメリットとは
ここまで電気代の話を中心に進めてきましたが、浴室乾燥機には電気代以上に魅力的なメリットがたくさんあるんです。改めて、浴室乾燥機の良さを確認していきましょう。
天気や時間を気にせず洗濯物を干せる
なんと言っても、「明日は雨が降りそうだから、今日洗濯しておこう」と慌てる必要がなくなりますよね。急な雨でも、浴室乾燥機があれば気兼ねなく洗濯物を干せます。梅雨時期や台風シーズンなど、なかなか晴れ間が続かない時期でも、洗濯物が溜まることなく快適に生活できるんです。
それから、一人暮らしの方や共働き世帯では、帰宅が遅くなることも多いですよね。夜遅くに洗濯しても、浴室乾燥機があれば翌朝には乾いています。「明日着る服がない!」という緊急事態でも、夜洗濯して朝には着られる状態になっているので安心なんですよ。春先の花粉シーズンには、外干しすると洗濯物に花粉が付着してしまいますが、浴室乾燥機なら花粉の心配もありません。花粉症でお悩みの方には、これだけでも大きなメリットですよね。
浴室環境の改善にも役立つ
浴室は家庭の中でも特に湿気のたまりやすい場所で、換気が不十分だと、すぐにカビが発生してしまいます。黒カビが壁や天井、ゴムパッキンなどに発生すると、見た目も悪いですし、除去するのも大変ですよね。掃除の手間が増えるだけでなく、健康面でも悪影響があります。
浴室乾燥機を定期的に使用することで、ジメジメしがちな浴室から湿気を効率的に排出できるんです。入浴後に換気機能や乾燥機能を使えば、浴室全体がカラッと乾いて、カビの発生を抑えられます。これにより、浴室掃除の頻度も減らせますし、常に清潔な浴室環境を保てるんですよ。
防犯面でのメリットも
外干しすると、洗濯物から「女性の一人暮らし」や「家族構成」などの情報が外部に伝わってしまう可能性があるんです。特に女性の一人暮らしでは、防犯上の理由から外干しを避けたいという方も多いですよね。浴室乾燥機なら、プライバシーを守りながら洗濯物を乾かせます。
浴室暖房機能として使用することも可能
入浴前に浴室を暖めておけば、ヒートショックのリスクも軽減できます。特に高齢者のいるご家庭では、この機能は非常に重要ですよね。部屋干しすると、どうしても生乾きの嫌な臭いが気になることがありますが、浴室乾燥機ならしっかり乾燥させられるため、臭いの心配もありません。
5. まとめ
ここまで、浴室乾燥機の電気代から節約のコツ、そしてメリットまで詳しく解説してきました。浴室乾燥機の電気代は、1回あたり約100から150円かかりますが、使い方次第で大幅に節約可能なんですよね。メリットが多い機能ですから、ぜひ今回の節約のコツを上手に実践してみてくださいね。
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執筆監修

趙暉士(ちょうきし)|宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、管理業務主任者、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
賃貸リーシングとコンサルタントを経験し、後に売買仲介業務に従事。
(株)大京穴吹不動産、都心営業部、渋谷店、流通営業1課
